先日の坂内での走行で、自作のサイレンサーが壊れてしまったので直します。
ただ・・・仕事が忙しいのですよ。当然日曜日の今日も出勤です。そんな訳で、息抜き程度に作業した分しか進んでません。
サイレンサーを外すと、ん・・・? なんと、グラスウールが全く入ってない!! 全て抜けてしまっていた。どおりで煩かったワケだ。
実はこのサイレンサーに使っていたウールは、建築用の断熱材(羽毛布団的)。サイレンサー用のグラスウール(煎餅布団的)と比べてかなりフワフワなので抜けやすいのだろうか? ミャフリャー製作時の紹介はコチラ。
溶接がモゲた所を再びくっつけるのだが、ありがたい事に結構亀裂がキレイな状態で、ピッタリと合わさる。ラッキーだ。モゲた後で無理に走らなかったからな。TIGはスキマがあると上手く溶接できないので、ピッタリ合わさるだけで随分と手間が省ける。TIG溶接は母材の不純物を嫌うので、溶接箇所を軽く磨く。
ツルッと溶接してバフ掛け。ついでに全体の焼けもバフで取ってしまった。TIGの説明はコチラ。
今まで使っていたエンドピースは、実は結構重い。形状を決めかねて「あーでもない、こーでもない」とやってるうちにステンレスのカタマリになっちまったのだ。
どうせなので作り直し。ステンレス(18-8ステンレス、SUS304)の2B板(表面仕上げの規格で、ミラーほどではないが光沢がある)の1.0tをコンターで扇型に切り出し、ベルトサンダーでカタチを整える。
んで、少しずつ手で曲げていき、円錐を作る。円錐のベース側に円形の板を溶接し、中身に丸パイプを突っ込んで溶接。
実は元々このエンドピースはXLRの為に作りかけた物。俺のXR改のマフラー製作時に、MD30の純正マフラーの径に合わせて100φのアルミパイプ(A6063)をl=3600で入手。当然他で使う訳も無くそのまま放置していたので、XLRにも使ってやろうと思ったのだが、XLRに100φのサイレンサーはちょっと太すぎる・・・と思い直して、280馬邪に使う事にした。
新旧の比較。
迫力を出す為に出口のみ42.7のSUSパイプを使用した。従来品は内径約30mmだ。
スミマセン、今回はここまで。