THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

居酒屋坂内2DAYSエンデューロ・その2

2014-10-29 17:59:37 | オフロード

先に田中代表を探しに林間コースに入ったN皮君は、コースを最初から正回りしてしまうであろう。

コース後半で立ち往生している事が分かったため、N皮君に正しい場所を伝えつつ、代表を救出に向かわなければならない。で、走って山登り。

たまたま持っていたメガホン(本来は代表の走りにツッコミを入れるために手にしていた)で、かなり先に行っているであろうN皮君に向かって大声を出す。これがなかなかの効き目で、N皮君とはアッサリと合流できた。

このブログは坂内2DAYSエントラントの間では、かなり有名である。今や各チームが必ずと言っていいほどに使っているPITのコンパネは、恐らくこのブログが元ネタである。100円ショップで購入したメガホンの有用性を説いた以上、次回以降の坂内2DAYSエンデューロでは、各チームは必ずやメガホンを用意する事であろう。

さて。

ヒ~コラ言いながら駆け足で坂を上り、目的地に到着。真っ先にやること、それは「写真を撮る」である。

大方の予想通り、体操座りしとる(笑)。

芋樽を転がしとるやんけ~バチあたりな!

スタッフの方々にも気を遣っていただいたようで、誠にありがとうございました。

これが去年クラス優勝、過去に2回総合優勝したチームの代表の姿だろうか(笑)。エンジンはもちろん、俺がアッサリと再始動させたのは言うまでも無い。

再始動したバイクに向かうのにダラダラ歩いていたので「早く早く!」って言ったら、「コッチはずっとキックしてたもんで、疲れてるんだって」との事だ。俺も急いで山を登ったんで、息も切れ切れ、膝はガクガク。ちょっとイラッと来た(笑)。そもそも何度もキックしなくても掛かるやん(怒)。

田中代表をその場から送り出し、N皮君と「さすがにすぐにJロウさんに交代するだろうな」と話をしながら歩いて戻ったんだけど、なかなか#16のバイクが林間コースのほうに来ない。河原に出て、集計ポイントの方に目をやると、正吉君がさっきと同じ位置に座ってるし、T裏さんの姿も見える。

まさかね~~~・・・と思ったら。

またエンストして止まってるやんけ!!!

上の写真は、自力でエンジンを掛けられず、人に掛けてもらっている図ね。

歩いた方が速いわ、このオッサン(笑)。

その後も何度もエンストし、エンジンを掛けられず、そして最後の丸太がどうしても越えられない。

結局、業を煮やしたN目君がヘルメットを取り上げ、代わりにピットまで乗って戻っていった。本来はコース上でのライダー交代は禁止のはずだが、まあお許しくださいませ(笑)。

 

もう少しマトモに走り、集団に揉まれながらセクションにて轟沈するのではないかと予想していたが、ネタにすらならない展開で、残念というより失望した(笑)。

そりゃいいんだけど、俺には気になる事が一つあった。エンジンの音がおかしいのである。チンカラチンカラと、タペットの音を出し始めている。

この時点では、タペットアジャストスクリューのロックナットでも緩んだか・・・という程度の考えで、念の為チェックしようと提案したのだが、これが少々妙な展開になってしまった。

まず、タペットホールキャップが緩まない。単に強く締め付けすぎているようなのだが、右側を作業しているN皮君が「もうナメそう」と言っている。左側の俺は一つは外せたのだが、もう一個をインパクト的に「ハッ」と回したら、頭がポロッと欠けてしまった(汗)。

仕方が無いのでスペアマシンからタペットカバーごと移植する事にし、芋樽・スペアともにカバーを取り外す。移植は造作ないのですぐに終了したのだけど、第2ライダーのJロウさんを送り出した後で、取り外した芋樽のロッカーアームが削れている事に気が付いた。

タペットカバーを交換したエンジンは、その後もやはりタペット音が大きくなってくるが、まあ俺は今回は「あてにならない敏腕ピットクルー」なんで、気にしないことにして、早々にビール1本目に手を出した。ようやく「居酒屋坂内」開店である。

つ~か、ホントはスタート直後に飲みはじめるハズが、田中代表のおかげで遅くなってしまった。

 

つづく。

コメント
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