THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

アメリカンスタイルなアニキからのA Happy New Year!!

2016-01-05 06:50:20 | チョイ毒エッセイのようなもの
あけましておめでとうございます。
仕事・家事共に年末ギリギリまでフル回転し、だらけた生活を送っておりますわ。いつまで休もうかなー(笑)。

さて。
俺の友人にうだつが上がらないプロカメラマンがいる。名を仮にN目Kヂとしよう。
視点が基本的に俺と異なり、話をしていてハッと気づかされる事が多い。ユニークな男だ。
彼の生まれ持ったものなのか、はたまたカメラマンという職業病なのかわからないけど、やたらと俯瞰した発言・客観視した発言をするというか、第三者的な視点で物事を捉える。
俺は彼とは正反対で、物事を主観的な捉え方をする。要するに俺は感情に支配されやすいのだ。

彼の今までの言葉の中で最も印象的だったもの。
うだつが上がらないあまりに彼は独身であるが、その理由を自分で「俺は精が薄いから」と言っていた(笑)。
もちろんこれは液の濃度の事だけを指しているわけではなく(笑)、女性に対する興味とか拘りとかを指すんですよ、T中代表。
それからすると俺は「精が濃い」という事になるのかな、ヒヒヒ。もちろん加齢により、液の濃度は低くなっている。

この人と思った女性と男女の関係であるためには、お互いが第一人称でなければ成り立たないわけ。そうなると、第三者的に「精が薄い」というのは一体何なのだろうと思ったりする。精が薄いのも残念だが、そんなことを客観視してどうするんじゃいと思った。
すまん、N目Kヂ君(笑)。

一応彼の名誉のために付け加えると、コカンのテクニックは別にして、仕事の腕は間違いなく一流である。そして写真だけではない。コミュニケーション能力が高いので一人で取材ができ、文まで仕上げられるところが最大の売り。

のっけから妙な内容になってしまったけど、書きたいのはバイクの事なのであるよ(笑)。

感情に流されやすい俺でも、それなりに自分を客観視したり自己分析したりするわけで。

バイクって自分で必死に走っているつもりでも、実は止まりそうなスピードしか出てなかったり。
ステップ擦るんじゃねぇかというくらいに倒してフルカウンターのつもりでも、実はへっぴり腰リーンアウトで、バイクはほぼ直立状態だったりする。
モトクロスがスポーツである以上、いかに自分を客観視したうえで、正しい練習をしていけるのかというのが上達の近道ではないかと思うのだけど、どうだろう。
そしてレースに出るというのは、リザルトによって自分を客観視することでもある。

15年くらい前、10人くらいの友達が集まった中、何故かT中代表が止まりそうなスピードで延々8の字をやっていて、みんなから「ヤメロヤメロ!!」「つまんねぇぞ!!」とクレームの嵐を食らっていたことがあった(笑)。
客観視できないというのは、そういうことである(笑)。
そして、自分一人で8の字ばかりやっていたとしても、必ずしも上達するとは限らない。

子供にバイクを教えるのに際し、どうしたらいいのか、というのにはとても悩まされる。何せ自分が速い・上手いわけではないからね。
俺が今現在正しいと思っている結論、それは「ひたすら客観視すること」。

わが子の走りを客観視し、他の子の走りを客観視し、他のすべてのライダー、国内のトップライダーはもとより海外のスーパースターに至るまで、客観視する。トップライダーだって、ビデオで自分の走りをチェックしている。自分の走りを客観的に見ようとしているのだ。

そして重要なのは、自分をも客観視するという事。
感情に支配されやすい俺は、これがとても難しい。

ボチボチとKX65でもTT-Rを上回るタイムを出せるようになってきた正吉君。
本当はKX65で速く走ってほしいわけじゃなくて、基礎を徹底的に身に付けてほしいのと、このままTT-Rだけに乗っていたら体感できないかもしれないスピードを覚えてほしい。
でも、他の子たちと一緒に走っていると、抜いたり抜かれたりがあるわけで。
そうなると、「開けろ開けろ!!」という事になっちゃうんだよね。とても悩ましい。

上級生たちが一斉に65にスイッチしたことで、正吉君をはじめとして50㏄残留組のキッズたちは、図らずも来シーズンの50㏄クラスを引っ張っていかなければならないこととなってしまった。
でも、別に天下を取ったわけじゃあない。

ひたすら謙虚に。

モトクロスランド多度が、みんなが楽しくて、みんなが集まれる場所になるように。新しい人たちが増えるように。
俺はレース当日は歩き回って写真も撮るし、ペンキ塗りとかの得意なことはなんでもやるぜぇ。
上半身裸で服を振り回して応援もするぜぇ!…ちなみにこれをDIRT SPORTS誌で“アメリカンスタイルなアニキ”と紹介された(笑)。アニキっつぅか、オッサンなんだけどね。

今年もよろしくお願いします。

以下、年末年始の写真の羅列。

大晦日は毎年すき焼きと決めているのだけど、諸般の事情でここ数年は超適当な肉(普通の牛バラ肉)を使ってきた。今年は少しだけグレードアップ。


すき焼き用の肉に戻れるのは何年先になるのだろう(笑)。

例年通り、作れるお節は自分で作った。


味は最高!! 特に煮物は「俺は天才か!?」というレベル(笑)。

初詣は地元でメジャーな神社へ。


片道4㎞ほどなんだけど、子供たちと歩いて行ってみた。普段から仕事で体を動かしてるつもりだが、往路の後半からもうヘトヘト(寂)。

ここには足腰の神様が祀られており、サッカー選手をはじめとして、スポーツ選手から人気があるそうだ。正吉君も小さなアスリートとしてお参り。
「ばいくで一位になれますように」


モトクロス用に買ってやったこのウインドブレーカー、サークルKの店員さんそっくり!!(笑)

晩はカニ鍋だったり、寿司だったり。




正月だから多度でもお雑煮だよ!!


料理酒が足りなくなって3日の晩にスーパーに買い出しに行ったら、正月菜が年末の3分の1近い価格で投げ売り状態!!(笑)
それほど足の早い野菜じゃないんで、思わずたくさん買ってしまった。

65に乗るときは、「開けろ開けろ!!」と言いたいのを抑えて、基本だけを教えている。直線を速く走れるだけでは意味ないんでね。




この日は似たようなレベルの65キッズが他に二人。心の中で「白煙トリオ」と名付けてやった(笑)。

ラップタイム覚書。
85に乗るスーパーキッズが37秒台。
普通の85キッズが40秒くらい。
65のスーパーキッズとオッチャンが40~42秒くらい。
正吉君はというと、65に乗って50㏄用のショートカットコースを通って43秒くらい。
50㏄に乗ると、ベストでは65と同じくらいのタイムを出すが、平均は44秒程度。
85と65の差は、何と言ってもフープスを飛んでいるか飛んでいないかの差からくるもの。少なくともこの日は65でフープスを飛んでいる子はいなかった。
あと、フープスでは体格の差が大きく出るなと感じた。

50㏄に乗れば絶好調!!
連続写真だと分かりやすいが、「微ウイップ」から成長して、「小ウイップ」くらいかな。



徹底して基本を教えているだけに、フォームだけはカッコ良くて強烈に速く見えるけど、もう少しスピードをつけてほしいなぁ。

4日は最後にオチがついてきた(笑)。
正吉君が中途半端な位置にスタンドを放り出していたので気になっていたんだけど、それに気づかず車が踏んづけてしまった。反省。


パドックでのマナーは大事だよね。パドックには見えないラインが引かれているんだからさ。

2016年1月4日・モトクロスランド多度練習走行
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする