6月25日の日曜日。現在のホームコースであるイナベにてモトクロス中部選手権が開催され、正吉君が出場した。
梅雨なので、1ヶ月ほど前からスペアホイールにはMX3S(以前はMX32だったが名称変更された)を履かせていたのだが、これまで全く雨が降らず。
練習用で使っていたホイールのMX52がかなり減ってきてしまい、レース1週間ほど前に新品を用意したら、週間予報でレース当日に雨マークが・・・。
前日の練習はカラッカラのドライ。朝から絶好調で、リズムセクションでは遂に2個目から3個目のテーブルに飛び移るようになってしまった(ただし、リヤが少し引っかかる)。
予報がコロッと変わらないかなぁという淡い期待も空しく、夜中に雨が降り出した。レース当日は前日と打って変わって超ドロドロ。
コンディションの回復は見込めないとの事で50ccのレースは中止。昼間も断続的に降り続け、かなり厳しいコンディションとなった。
ここまでのマディは、イナベのレースでは5~6年ぶりとのことだ。
もちろん65にとっては拷問のような状態となる。
「コースマーシャルは転倒したライダーを助ける」という前提でスタートし、コースの前半・後半ともに大幅にショートカットされたにも拘らず、正吉君を含めて半数のライダーはマトモに走らせることすらできなかった。
それでも正吉君は、HEAT1の前半はかなり良く走った。
珍しくしっかり腰を引いていたし、俺が教えたヘビーマディ時のコツを実行できていた。
ところが、中盤に転倒した際、助けてくれたコースマーシャルがエンジンを掛ける事ができないという不測の事態で(笑)再スタートできなくなってしまった。チェッカーが振られ始めたので、俺が行ってキックしたら3回くらいで掛かったんだけど(田中さんか笑)。
コケるまではちゃんと走っていたので、俺が言っている事をやっと理解してくれたかと、午後からのHEAT2に期待するも・・・ガーン!! まるで元に戻っとる!!
当然コケまくり、バイクを起こすことができず。エンジンを掛けられず、助けてもらって再スタート、またコケるの繰り返し。
9台中7-7の7位、ただし75%ルールにより、両ヒート共ノーポイント。
マーシャルに助けられている時点でレースではないし、チェッカー後とはいえ俺が手を出しているので、そもそも失格である。
順位はどうでもいいのだが、内容が悪かったということで、またも大目玉を食らわせてやった。
マディになると体格の差が大きく出るのは承知しているけど、コンディションが良くても悪くても、2回も走れば概ね実力どおりの結果が出るはず。
それが正吉君の場合、マディになると極端に結果が悪くなる。
病院の検査でも言われたことなのだが、勉強や何かを身に着けようとするとき、一般的な人とは全く異なるアプローチをするみたい。普通の教え方ではまるで理解しない。
一度理解してしまったものは大丈夫だが、新しいことを覚えようと思っても、入らないときは全く入らない。入口が分からないとでも言えばいいのだろうか。
コンディションに影響しない程度に少し雨が降っているだけでもマトモに走らなくなるのは、これが原因だと思う。どうしたらいいのかは、俺にも分からない。
さてさて、今回の大会は、KTM BOSS RACINGから何人かスポット参戦があった。
そもそもチームのコンセプトが世界レベルなので、小学校卒業を目処にモトクロスを卒業する事も視野に入れている正吉君とは次元が違う。
ウチは金も時間も無いので、思わず妬みの一つや二つは出てしまうけど(笑)、彼らはもちろん真剣にやっているわけで。
むしろ今、彼らの走りを見ることが出来るのはラッキーだと思っていたのだが、そういうコースコンディションではなくなってしまったのは、とても残念。
今年は速いライダーから色々と吸収するのが目標。
それにしても今シーズンは、雨比率高いな。
梅雨なので、1ヶ月ほど前からスペアホイールにはMX3S(以前はMX32だったが名称変更された)を履かせていたのだが、これまで全く雨が降らず。
練習用で使っていたホイールのMX52がかなり減ってきてしまい、レース1週間ほど前に新品を用意したら、週間予報でレース当日に雨マークが・・・。
前日の練習はカラッカラのドライ。朝から絶好調で、リズムセクションでは遂に2個目から3個目のテーブルに飛び移るようになってしまった(ただし、リヤが少し引っかかる)。
予報がコロッと変わらないかなぁという淡い期待も空しく、夜中に雨が降り出した。レース当日は前日と打って変わって超ドロドロ。
コンディションの回復は見込めないとの事で50ccのレースは中止。昼間も断続的に降り続け、かなり厳しいコンディションとなった。
ここまでのマディは、イナベのレースでは5~6年ぶりとのことだ。
もちろん65にとっては拷問のような状態となる。
「コースマーシャルは転倒したライダーを助ける」という前提でスタートし、コースの前半・後半ともに大幅にショートカットされたにも拘らず、正吉君を含めて半数のライダーはマトモに走らせることすらできなかった。
それでも正吉君は、HEAT1の前半はかなり良く走った。
珍しくしっかり腰を引いていたし、俺が教えたヘビーマディ時のコツを実行できていた。
ところが、中盤に転倒した際、助けてくれたコースマーシャルがエンジンを掛ける事ができないという不測の事態で(笑)再スタートできなくなってしまった。チェッカーが振られ始めたので、俺が行ってキックしたら3回くらいで掛かったんだけど(田中さんか笑)。
コケるまではちゃんと走っていたので、俺が言っている事をやっと理解してくれたかと、午後からのHEAT2に期待するも・・・ガーン!! まるで元に戻っとる!!
当然コケまくり、バイクを起こすことができず。エンジンを掛けられず、助けてもらって再スタート、またコケるの繰り返し。
9台中7-7の7位、ただし75%ルールにより、両ヒート共ノーポイント。
マーシャルに助けられている時点でレースではないし、チェッカー後とはいえ俺が手を出しているので、そもそも失格である。
順位はどうでもいいのだが、内容が悪かったということで、またも大目玉を食らわせてやった。
マディになると体格の差が大きく出るのは承知しているけど、コンディションが良くても悪くても、2回も走れば概ね実力どおりの結果が出るはず。
それが正吉君の場合、マディになると極端に結果が悪くなる。
病院の検査でも言われたことなのだが、勉強や何かを身に着けようとするとき、一般的な人とは全く異なるアプローチをするみたい。普通の教え方ではまるで理解しない。
一度理解してしまったものは大丈夫だが、新しいことを覚えようと思っても、入らないときは全く入らない。入口が分からないとでも言えばいいのだろうか。
コンディションに影響しない程度に少し雨が降っているだけでもマトモに走らなくなるのは、これが原因だと思う。どうしたらいいのかは、俺にも分からない。
さてさて、今回の大会は、KTM BOSS RACINGから何人かスポット参戦があった。
そもそもチームのコンセプトが世界レベルなので、小学校卒業を目処にモトクロスを卒業する事も視野に入れている正吉君とは次元が違う。
ウチは金も時間も無いので、思わず妬みの一つや二つは出てしまうけど(笑)、彼らはもちろん真剣にやっているわけで。
むしろ今、彼らの走りを見ることが出来るのはラッキーだと思っていたのだが、そういうコースコンディションではなくなってしまったのは、とても残念。
今年は速いライダーから色々と吸収するのが目標。
それにしても今シーズンは、雨比率高いな。