THE FOURTH PARTY

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立花レーシングに加入せよ

2019-07-19 12:09:16 | チョイ毒エッセイのようなもの
YoutubeのDirtsportsMovieはほとんどチェックしている。先日の配信で、ジュニアクロスライダーの減少に触れられていた。

2019 全日本モトクロス第5戦 インフォメーション


昨シーズンまでの全日本ジュニアクロスでは、必ず予選が2クラス行われていたが、今シーズンはエントリー台数が毎回30台割れし、グリッド決めの予選しか行われていない。

現在の中2・中3・高1は全国的に見て競技人口が少ない。これはリーマンショックの影響だろうと聞いたことがある。
一方で、その下の世代。小5・小6・中1は全国的に見ても人口が多い。正吉君の世代は全日本チャイルドクロスでも30台以上集まっていたし、近年の65の台数の多さからみても分かるだろう。
現在のジュニアライセンス人口は65と全日本予備軍に集中しており、再来年には台数が増えるだろうと見ている。

もちろんその後、また減ってしまうと予想できるのだが・・・。

現場で同世代のライダーのお父さんと話をすると、俺と同世代以上の人・・・つまり、バイクブームを過ごした人ばかり。逆に言えばこのあとライダーの親の世代交代があり、放っておけば人口は減るばかりということになる。
金が掛かることなので、子供が興味を持つようにというよりも、親世代を取り込むべきだろう。仮面ライダーってのは、子供がバイクに興味を持ったまま成長し、大人になったらバイクに乗ることに意義があると思う。ちなみに俺もこのパターンっす。

モトクロスに限らず、学校の部活動でも、野球やサッカーなど、試合するのにある程度の人数が必要なスポーツは、人数が揃わなくなってきているのだそうだ。
プロ野球やJリーグは相変わらずの人気だが、観客の中で実際に自分が競技をやっている人って、どのくらいの割合なのだろうか。かなり少ないんじゃないかな。人気低迷と競技人口の減少は、必ずしも一致しないのではないかと思う。

様々なスポーツの競技人口が減っているのは、興味の多様化が理由ではないか。
俺が小さい頃には男の子は野球、女の子はピアノくらいしか取り組むものがなかったが(これはちと言いすぎか)、今は、これまで聞いたことなかったようなスポーツもたくさんある。家に居ながらにして世界中の情報を手に入れることができる。

車やバイクは今後OEM供給が増えて市場は縮小化(つーか、すでにそれは始まっている)していくが、観客数さえ保てればレースはなくなりはしないはず。

そうそう、正吉君の担任の先生から茶髪に関してちょくちょく言われてまして。
「6年生は中学生になる準備期間なので、中学生になったらやったらダメなことは、今のうちに止めましょう」ということらしい。
それはいいんだけど、その瞬間聞き流してしまったこと・・・その後で確かに「バイクも」って言ったんだよな。

バイク=暴走族だと思ってるんじゃなかろーか。
モータースポーツをれっきとしたスポーツとして認めてもらえなければ、未来はない。
コメント
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