山岳小説で、他に面白い作家がいないか探してたら、
この山岳ミステリーに出会った。
中々、面白かった。
クレパスに落下した仲間を諦めて下山したのち、
10年後に死体を回収するべくクレパスに降りて、
死体を見つけると、何と、死体が歳をとっていたのだ。
このありえない設定から謎解きが始まるから、
今まで読んだ、どの山岳ミステリー小説とも違う新鮮さを
感じることができた。
一方、登山の描写は、登山家のアドバイスをしっかりもらい、
勉強しているので、リアリティーにも裏打ちされている。
江戸川乱歩賞受賞者だということがわかったので、受賞作も
読んでみたいと思った。
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