ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

ONLY TIME WILL TELL(JEFFREY ARCHER)

2016年10月10日 | 海外ミステリー(洋書)

JEFFREY ARCHERの”ONLY TIME WILL TELL”を読んだ。

選んだ理由は、たまたま、KINDLEで無料ダウンロードできた
時に、ダウンロードしていたからだ。

最近、KINDLE UNLIMITEDに入ると、月々、980円で読み放題と
いうので、入ろうかと思ったが、非常に限られた本というのがわかり諦めた。

せめて、KINDLE本はすべて、読み放題にしてほしいものだ。

ちょっと、脱線したが、KINDLEの端末を購入すると、UNLIMITEDに
入らなくても、時々、無料になることがある。その時にダウンロード
していたものだ。

さて、ストーリーは、副題がCLIFTON CHRONICLES BOOK1という
だけあって、CLIFTONの年代記、生涯の物語だ。驚いたことに、
これは、もう、BOOK7が予約販売開始しているという。

JEFFREY ARCHERの特色の一つで、いろいろな登場人物の目から、
描かれることがあるという。この第一作も、まさに、主人公の
CLIFTONだけでなく、母親や、親友など複数の登場人物の目から
描かれている。

そのため、重なる場面もあり、長たらしく、感じることもある。
一方、その中で、少しずつ、謎が解かれていく部分もある。

前半は、港湾労働者だった父親の死が、一番の謎となる。
突然、失踪するのだが、誰一人、そのことを話題にしないのだ。
そして、どうも、事故で死んだことがわかる。しかし、なぜ、
誰も話そうとしないのだろう?

主人公は、歌がうまく、勉強もできるため、より上の学校に
奨学生として入る。そして、それをささえる母親の物語が
主なストーリーだ。

展開もあり、面白いのだが、それでは、更に、つづきを読み続けるか
というと、少々、飽きてきてしまうというのが本当のところだ。

ところで、ちょっと前に勉強した、 We could not agree more.
(我々は大賛成である。)が本文に出ていたのでうれしくなって
しまった。

 

 


 


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