浅田次郎「天国までの百マイル」を読んだ。
心臓病を患う母の命を救うため、天才的な心臓外科医の
いる病院まで、母を車で運ぶ破天荒な末っ子の物語だ。
映画やテレビにもなった作品だ。
親子の絆、男女の悲しい恋模様を描いた感動の傑作と
背表紙にあるが、その通りだと思う。
今、何故か、この作品を読んでみたく思った。
ちょっと、幸せの黄色いハンカチを連想させるロード
ムービー的な作品だ。
ピーターポール&マリーの500マイルの歌詞が重要な
役回りになっている。昔、ギターを覚えたての頃、
よく歌っていたが、あらためて、歌詞の意味を
確認してしまった。
素晴らしい作品に感動したのだが、あまりに、
いろいろな思いが込められており、また、自分の
今の心境から、言葉で表すのが難しい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます