文庫本の裏面の「女流登山家に美人なし」をくつがえす、
美貌のアルプにストとの4人の男女の恋愛感情うんぬん...という説明
から、読むのをためらってきたが、いつも借りられずに
図書館の棚にあるので、読んでみた。
登山シーンは本格的だし、思いのほか面白かったが、
美貌のアルピニストの旧友のライバルの出現により、
どろどろとした感じがした。
しかし、最後の落ちが、このライバルの存在、行動なくしては
なかったろう。もしかしたら、この最後の頂上に着いたら、
開けてみてください。という差し入れのアイデアから、
この作品が出来上がったのではないかと思った。
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