ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

縦走路(新田次郎)

2018年07月06日 | 山はミステリー

文庫本の裏面の「女流登山家に美人なし」をくつがえす、
美貌のアルプにストとの4人の男女の恋愛感情うんぬん...という説明
から、読むのをためらってきたが、いつも借りられずに
図書館の棚にあるので、読んでみた。

登山シーンは本格的だし、思いのほか面白かったが、
美貌のアルピニストの旧友のライバルの出現により、
どろどろとした感じがした。

しかし、最後の落ちが、このライバルの存在、行動なくしては
なかったろう。もしかしたら、この最後の頂上に着いたら、
開けてみてください。という差し入れのアイデアから、
この作品が出来上がったのではないかと思った。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 英語リスニング(NHK) | トップ | 白き嶺の男(谷甲州) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

山はミステリー」カテゴリの最新記事