宮部みゆきの日本推理作家協会賞を受賞した
『龍は眠る』を読了した。
④龍は眠る
非常に野心的な作品だった。題材として、
難しい題材、人の考えていることや、過去
や、未来を読める超能力者の物語である。
失敗すれば、三流SF小説になりかねないし、
何でもありじゃないかと思われかねない。
それを、上手に、完成された推理小説、人間の
ドラマに仕立てあげているのに関心した。
それも、少年の感性を活かす宮部みゆきの得意
な手法を用いてである。
”めんどーくさい過去”を持つ主人公も味が
ある。
日常にある事件や、犯罪、この超能力者が、
いかに、解決に関与するかといった問題も含めて、
練りに練った作品に仕上がっている。
後半の50ページくらいから、誘拐事件が起こり、
盛り上がってくる。予測の付かない展開だ。
そこが、評価されて、推理作家協会に認められた
のだろう。
それにしても、宮部みゆきの作品は、多様である。
『龍は眠る』を読了した。
④龍は眠る
非常に野心的な作品だった。題材として、
難しい題材、人の考えていることや、過去
や、未来を読める超能力者の物語である。
失敗すれば、三流SF小説になりかねないし、
何でもありじゃないかと思われかねない。
それを、上手に、完成された推理小説、人間の
ドラマに仕立てあげているのに関心した。
それも、少年の感性を活かす宮部みゆきの得意
な手法を用いてである。
”めんどーくさい過去”を持つ主人公も味が
ある。
日常にある事件や、犯罪、この超能力者が、
いかに、解決に関与するかといった問題も含めて、
練りに練った作品に仕上がっている。
後半の50ページくらいから、誘拐事件が起こり、
盛り上がってくる。予測の付かない展開だ。
そこが、評価されて、推理作家協会に認められた
のだろう。
それにしても、宮部みゆきの作品は、多様である。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます