めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

季節外れのパイナップル☆

2007-12-08 | 台所で実験
寒い寒い冬になると、あったかい南の島へ行きたくなります

キレイな海を眺めて木陰を散歩して、南国フルーツに囲まれて


そんな気分を抑えられず季節外れですがパイナップルを買ってみました。

そういえば今年の夏は食べてなかったかも。

切っていると部屋中パイナップルの香りが充満して朝からちょっと南国気分 これで聞こえてくるのが「カァーカァー」でなければもっと雰囲気が出るのになあ


パイナップル自体も楽しみですが、パイナップルを皮付きで買った時のもう1つの楽しみが 実験隊の血が騒ぎます

パイナップルには「たんぱく質分解酵素」が含まれているのです。

だから生のパイナップルをゼラチンで固めてゼリーにはできません。ケド、お肉料理の下ごしらえとして使えばお肉がやわらか~くなるのです。

芯や皮に近いところを食べると舌や口の中の粘膜がヒリヒリとします。酵素が沢山含まれているからなんでしょうね。

と言うわけで、食用にはむかない芯や皮に近い果肉の部分をバーミキサーでつぶしてジュースを作り、長く保存ができるようにお醤油で割りました。

これに漬け込めばお肉が柔らかくなるはず


市販の「お肉を軟らかくする○○粉」なんかにもしっかりと“たんぱく質分解酵素”が入ってます。

キウイフルーツやパパイヤの種の周りにも含まれているようで、以前キウイフルーツで実験した時、お肉が「消化」されたような状態になって 「胃内での肉消化実験」をやったかのような状態に、さすがの私も少し食欲が落ちた事があります。(でも興味津々で結局全部食べた

その時は既に加熱調理したお肉で実験したので余計にそう感じたのかもしれません


ちまたで大人気の「とろ~」のように噛み応えがマッタク無い程軟らかいものは好みませんが、塊のお肉で短時間料理をする時には便利だし、消化にも良いので



お肉料理の後のデザートにしたほうが消化促進効果を発揮して食べ合わせとして良さそうに思えますが、

朝の果物は“金”、昼の果物は“銀”、夜は“銅”とも言われるし、やっぱり朝は大好きなものを食べて気分を盛り上げて気持ちよくスタートしたいので朝食べちゃおうっかな~

 注意:舌や口の中がヒリヒリしやすい人や胃の弱い人は空腹時に食べないように


さてさて、このパイナップルで満足できるか?それともますます南国行きたい気分が高まるか?どうなることやら・・・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする