めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

穂紫蘇

2008-10-27 | 産・婦人科ゴト
昨日ご近所さんからイナダのお刺身とアラをいただきました。

叔父さんが釣り上げたのを送ってくださったそうなのですが、旦那様が出張中との事。実は2週間前にも同じ事があり、新鮮なお刺身とアラ煮、カマの味噌漬けを堪能したところだったので

旦那様に申し訳ないと思いつつありがたく頂戴しました。

お刺身が大好きな大黒柱様はもう大喜び 「ご主人に申し訳ないから今度岩魚でも釣りに行こうか?」なんて言ってましたよ



お魚も嬉しいですが、昨日はちょっと嬉しい“おまけ”があって

お刺身に添えられていた穂紫蘇

大好きだけど長く食べる機会が無く、今年育てた紫蘇は本葉が3~4枚出そろったあたりで虫に全部食べられてしまい全滅来年に期待することにしていたのです。

実のころころとした感触を手で確かめながらそっと茎からはずして醤油に漬け込み数日間待てば…

毎日ビンを眺めて待つのが楽しみになりそう!



そして茎だけになったものを見てふと思い出したのが生薬の“蘇梗”

気の巡りをよくする生薬の欄に“おまけ”程度に小さく載っている程度の生薬ですが、婦人科ではよく耳にします。

薬効は強くは無いのですが、だからこそ妊婦さんには安心して使えるのです。

吐き気は本来下へ流れるはずの胃の気が逆上することによって起こります。蘇梗は気をスムーズに下へ流してやり、且つ安胎効果もあるスグレモノ

安胎とは、安心、安全の安。胎児が安心、安全、安らかに過ごせるというような意味。ツワリが酷くなくてもぜひどうぞ!

お粥を作る時にいっしょに炊き込んでもいいし、お茶にしてもよさそうですね。

家で紫蘇を育てている人は茎を捨てずに乾燥させて保存してみては?




来年こそは紫蘇をわさわさと茂らせてみたいなぁ…




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする