めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

無花果

2011-09-06 | 薬膳&食療(果物)
ついに携帯電話のカメラの調子が悪くなってしまいました。

今の電話は5年目。まだまだ使いこなせていない機能も沢山あるし、愛着もあるのでこのまま修理してでも使いたいのですが、今の世の中、そんな事は難しいでしょうね。(お見苦しい写真ですみません)



今年は「味覚の秋」を堪能しています。

梨、プルーン、葡萄に続き今日は無花果(いちじく)をいただきました。

中国から伝わったそうですが、中国では乾燥品しか目にすることはできませんでした。東北だから?乾燥地帯だから?


子供の頃はとにかく見た目で「もうダメ」と言う感じで、口にするなんてとんでもない!と思っていましたが、高校生の時に友人宅の庭になっているのをもらい、大好きになりました。友人に感謝です。

グロテスクだと思っていた見た目は、今はもう、見るたびに「本当にアレそっくりだな~」と、よーく、よーーーく観察してしまいます。

今まで「アレに似てるよね?」と口にして同意を得たことが無いどころか、眉をひそめられる事も少なくないので詳しくは書きませんが、イヤ本当、感動的に似ています!(ヒント:六腑の一つ)


日本では、「食物繊維が豊富なので便秘に良い」とか、「カリウムを含むので高血圧に良い」とか言われています。


中医学的には甘味で平性(寒熱の偏りが無い)、脾と大腸に帰経。食欲増進、下痢止め、解毒して腫れをなくす(特に咽喉や痔)効果があるとのこと。



あまり食べる機会がないのでいつもそのまま生で食べるのみでしたが、今回は長く楽しみたいのでジャム(とコンポートの中間かな?)にしようと思っています。



そうそう、花が無いので“無花果”と書くように思われていますが、実際は花があるそうです。

果実の中のピンク色のプチプチとした独特の食感の部分が花だそうです。



ジャムにするつもりだけど今日は時間が無かったのでお砂糖をふって軽く火を通しただけです。

このままでも美味しいので明日には無くなっているかも…


コメント
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