めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

“陰”の小松菜炒め

2014-03-14 | 薬膳&食療(野菜)
何故か?あまり買わない小松菜

たま~に買っても「やっぱりあまり好きでないかも」なんて家族の反応が。




濃い緑の葉に苦味を感じるのが嫌みたいです。

私は緑の葉の食感が少し苦手かなー?



そんなわけで

苦味の強い葉の部分は別調理でいただくことにしました。

軸の部分は明るい黄緑色でとっても好きな色です♪

そして、中心の小さな小さなやわらかい葉!



大好きな部分だけを集めて素炒めにしてみました。








黄緑色が多目の方がうつくし~い






陰と陽は相対的なものなので

小松菜だけに注目して考えると、先ず上下ではお日様に近い上の部分は“陽”で地面に近い下の部分は“陰”に。

内側と外側では、同じくお日様に近い外側は“陽”で内側は“陰”になります。



だからこの素炒めは“陰”の部分だけを集めた炒め物です。

“陽”の葉はさっと湯がいてから(水にさらさずに)白和えにしました。




“陽”はパワー!   生理機能を進めたり、活動のエネルギーになります。体も温まる。


“陰”は潤い。。。  生理機能が進み過ぎないように抑えたり、体を潤したり、熱を冷ましたり。




互いに制御しあってバランスを維持しているのです。



そんなわけで、薬膳では「食材を丸ごといただくのがバランス維持への近道」だと考えられています。




野菜や果物の皮とか、農薬の事等気になる要素がある時はそちらを優先して、出来る範囲で。

無農薬や減農薬は、安心して丸ごと食べれるので美味しく無駄が無く、調理の手間も省けてゴミも減る。いい事尽くめだな、とあらためて思います。

それだけ栽培は大変だけど、それをやってくださる方がいる事に感謝します。



「ありがたい」「ありがとう」と思う事が増えると、それだけでなんだか自分が幸せな気がしてきそう!




わたし、まだまだ感謝が足りないかもしれません。












コメント
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