寒かった週末に小豆をゆでました。
お砂糖を入れずにナツメを数個だけ入れてゆでるので、パクパク食べれてしまい(これ、そろそろどうにか対策を考えないと!)
あっという間になくなりそうだったのですが、無くなる直前に冷蔵庫に保存してあるクコの実に気付きました。
秋はクコの食べ時!
慌てた事もあり、ザザザーッと入ってしまったクコ。
オヤツで食べてしまおうと思っていたのに、こんなに沢山のクコを一度に食べるのはモッタイナイ!とちびちび食べる事になりました。
彩りは綺麗ですけどね。
クコは肝腎の陰を補う食材です。
日本では健康食品として「目にいい!」なんて言われる事が多いですが、これは肝の不足による目の乾燥や視力低下には効果がありますが、そうでなければ効果はありません。
あと、脾が丈夫でない人は食べ過ぎに注意です。
これは補う食材全般に言えることですが、補う効果が強い食材は「ごちそう」です。「ごちそう」は消化に負担がかかるものが多く、また、消化吸収効果が弱いとせっかくの効果もじゅうぶんに発揮できません。
そんな時は先ず「脾」を労わって丈夫にするのが先決です。
万人に効果のある食材も薬も存在しないのは当然なのです。
さて
残り少ないクコ入りゆで小豆。
去り行く秋を惜しみながらお上品に少しずついただきたいと思います。
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