おねだりして、誂えていただきました。わくわくして、待ちました。
■士林夜市(シーリン・イエシ)の牡蠣の油そば
昔の記憶に残る味を、お話して、作っていただきました。お話した内容だけを頼りに、記憶の中の味を再現してくださるシェフは、すてきです。
シーリンは台北にある、今では観光色が強い、市場に連結する夜市です。
記憶から私が類推したのは、「がんばんめんより、はるかに太くて長い、もっちりした麺。牡蠣と葱は牡蠣油で炒めてあると思う。全体をまとめる味は、魚醤かあるいは海鮮醤。少しびりっとして、油の旨味を濃厚に感じる。食べると唇の回りに油の輪が出来る。」でした(笑)。
食べたことがあるかのような再現に、びっくりしました(笑)。士林のは牡蠣・ねぎ・麺だけでしたが、こちらのは野菜もたくさんで、より安心できる美味しい食に、びっくりでした。
人の熱気を感じた、元気のでる味。食の大事な要素だと思います。
杏仁豆腐とジャスミン茶をもらって、この夜の食の冒険はおしまいです。
つくづく不思議なお店(笑)。ホテル内のレストランのような料理やサービスができて、それでいてファミリアで。夜市の油そばも作れて、毛蟹も老酒に漬けられて(笑)。楽しい驚きをプレゼントしてくれるレストランだなと思います。
■世田谷火龍園(東京都世田谷区赤堤)
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