過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

穏やかに香るネパール 4:ナンの豊かさ!

2016-06-04 11:42:00 | 外食でリフレッシュ!


■マトンのカレー
■野菜とポテトのナン

カレーの辛さは、普通からはじめて、三段階で辛さを増していくのが、選べました。
私は、あまり辛いことに耐性が無い(笑)ので、普通を注文しました。
ひと口。お、玉葱の甘さがよくわかるから、次はひとつ、辛くしてみましょう(笑)。



■野菜とポテトのナン
ふっくら&しっとりの厚み!
ファッサリ…と焼かれています。粉の香りがよい。

普通のナン、チーズを挟んだナン(インドのクルチャ)、など、多種類あるナンのなかで、未知のナンを注文しました。



断面です。蒸して潰した、野菜とじゃが芋を挟んで、焼いたナンです。上下の皮と同じ位の厚みで、ふっくら感じられます。

素朴で美味しい。カレーにつけると、料理として一段階、すすみます。
ホロッと崩れそうで、崩れない(笑)のが嬉しくなります。

あぁ、おうちのご馳走だって感じます。食べ飽きない力といえば、伝わるでしょうか。(ニッコリ)

店名のラリグラス、Lali gurasはネパールの国花で、深紅のしゃくなげをさすそうです。ネパールの国旗、三角を二つ重ねた旗の地色の赤は、この花の色だそうです。
おぉ、日本とは不思議なご縁がある国だと気づきました。
石南花は、福島県の県の花です。安達太良山や吾妻山の高山帯に咲き、青空に映える、香りよい、華やかな花です。
智恵子が「本当の空」だといった安達太良山の空。(智恵子抄、高村光太郎 作)
石楠花の花と福島の空は、ネパールに繋がっていたのか!
そう思えば、ネパールはもっと親しく感じられる。(ニッコリ)

ポンポコリンのお腹(笑)に、ふんわりと優しい気持ちを抱えて、お店を後にしました。
■ネパール家庭料理 ラリグラス (板橋区) :Lali guras


二つの食の選手権に参加しています。一日一回、クリック応援していただくと、更新の励みになります。ありがとうございます。
にほんブログ村 グルメブログ 今日食べたものへ
グルメブログ 今日食べたものへ">
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

穏やかに香るネパール 3:蒸す

2016-06-04 10:37:00 | 外食でリフレッシュ!
二番目には「蒸す」がきました。熱々の模様!
今度はお箸を手渡されました。スプレッドをすくうティ・スプーンはあるのに。フォークとスプーンではないのが、面白い!(ニッコリ)



■モモ momo

ネパールの伝統的な蒸し餃子。中心にむけて捻るように、ひだを寄せたボール状に成形してあります。
摘まむ…あら、がっしり?! 餡が詰まっている模様。ぱくりっ。熱々…ほくほくっ、ムシャリ…おお、ジューシィな肉団子が包まれている感じです。あ、これはフォークは駄目です(笑)。

香辛料が爽やかです。肉が青い香りをまとっていて。お肉と野菜は、半々位じゃないかな? パクチーや韮、トマトは間違いなさそうです。

赤いスプレッド(タレ)は、優しい風味の奥に、香りが潜んでいました。
トマト、玉葱、ヨーグルト、何か油、塩、クミン、コリアンダー、ガラムマサラはありそうです。辛味より、香る旨味って感じます。
火をいれた野菜の豊かさに、香辛料を加えて作ったスプレッドと思います。

うん!優しい。素朴なようで、よく考えていて。見えないけれど、沢山の野菜が使われているのが、ネパール家庭料理なのだと思いました。

そしてアジアで餃子とよばれるものの、種類の豊かさ! 包んで、加熱する。シンプルだからこそ、創造力を掻き立てるのでしょう。


モモのお皿が下がり、カレーがくるまで、想いは自由に拡がります。

小麦の文化圏では……パン、パスタ、皮状に拡げる、と工夫がある。蕎麦は小麦に準じて、使われている。米は粒を活かす調理が多い、が、いま米粉をパンに焼く時代がきた。
これから、雑穀と呼ばれるものにも、広がりがあるのか……。
食のグローバリゼーションは、文化を理解し、尊重しあう未来に繋がってほしい……。

誰かがいま、ネパールでモモを食べているかなっ(笑)。日本でも美味しいって思っています。
食は国境を超える鍵の一つです(ニッコリ)。


二つの食の選手権に参加しています。一日一回、クリック応援していただくと、更新の励みになります。ありがとうございます。
にほんブログ村 グルメブログ 今日食べたものへ
グルメブログ 今日食べたものへ">
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

穏やかに香るネパール 2:炒める

2016-06-04 04:34:38 | 外食でリフレッシュ!
先ずは「炒める」が運ばれてきました。お料理と一緒に、カトラリーも。この場合は、フォークとスプーンでした。



■プテコパニール
プテコが炒める、パニールがチーズを意味する、とのこと。ビーマン、玉葱、自家製チーズを、大蒜や生姜と、香辛料で炒める伝統的な家庭料理、とメニューにありました。

いい香りがします。野菜の生姜醤油&カレー粉炒め、と言ったら伝わるでしょうか?(ニッコリ)
ぱくりっ。お、しゃくしゃくの野菜、むっちむちだけど厚揚げみたいなチーズの、食感の対比が面白い!
味の根底に、日本の酢豚に通じるもの……トマト!がありました。生姜、ガラムマサラ、存在感のある旨味がありました。
面白い野菜料理! 健康的です。



この四角い物体がチーズ、パニールです。もっちりした、だけど、厚揚げみたいにスポンジ感を与える、面白い食感でした。味は、イタリアのブッファラを思わせる…水牛だろうか? いや、自家製というならば、日本なら牛乳と思い直します(ニッコリ)。

帰宅してから、調べました(笑)。

パニールはインド由来のチーズで、本来は水牛、山羊の乳を使う。
沸騰直前まで暖めた乳にレモンを加えて、コッテージチーズのように分離した固形物を集める。ガーゼ等で水きりしまとめ、重石をかけて数時間おく。(急ぐときは、もみこむ)
弾力性のある塊となる。切り分けて加熱すると、スポンジ状になる。この間隙にソースの味が含まれる。
チーズ自体に強い味がなく、ソース類と調和するため、カレー料理や野菜料理に添える。デザート甘味にも使う。

あ~、思い出した! インド料理のデザート!
牛乳にカルダモン、それと白い団子の入ったのが美味しかった。これ、パニールだ!


インドからチベットへ。逆もしかり。人が移動する多民族国家ならではの、伝統料理と思いました。(ニッコリ)


二つの食の選手権に参加しています。一日一回、クリック応援していただくと、更新の励みになります。ありがとうございます。
にほんブログ村 グルメブログ 今日食べたものへ
グルメブログ 今日食べたものへ">
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

穏やかに香るネパール 1:出会い

2016-06-04 04:24:31 | 外食でリフレッシュ!
Tokyoが、NY、London、Parisと同じようにglobal cityになったと感じるのは、ここ15年位か…。銀座でも渋谷でも秋葉原でもない、普通の住宅街にとけこんだ、異国の旗をかかげたレストランの存在です。
フランス、イタリア、そしてスペイン。2000年問題の後はインド、タイとアジアに拡がっていったようにおもいます。
そして今、カレー繋がりか(笑)、登山を趣味にする年配者が増えたからか、ネパールの二重三角旗をみる機会も増えました。

灼熱のインドと中国が支配するチベットの間に位置し、世界の屋根ヒマラヤと平原が織り成す国、ネパール。
多民族、多言語、多宗教の国ときく。いつか訪れたい国、ネパールです。

ふうわり…と漂う混合スパイスの香り。清潔な店の佇まいと、健康ネパール家庭料理、なるキャッチにつられました(笑)。

最初に、ネパールのビール、ネパール・アイスをもらって、はじめてのメニューを熟読しました(笑)。ネパール・アイスのラベルは、ヒマラヤでした(笑)。
食べてみたい見知らぬ言葉が並ぶけれど、分量がわからない…。(笑)
まずは、特徴的な「蒸す」「炒める」伝統食から一品づつ、その後、カレーとナンで締める作戦(笑)としました。


最初が小麦粉、チーズ、野菜の献立でしたので、ワイン白(チリかフランスのテーブルワインが選択肢)を注文しました。



ワインを頼むとでてきた、パパド。豆の粉の薄焼きは、かさっと美味しい。鮮やかな緑色のスプレッドは、ほうれん草かな、レモングラスが爽やかです。
これはイケそう、と思うのは、こんな瞬間です。(笑)

■ネパール家庭料理 ラリグラス (板橋区)


二つの食の選手権に参加しています。一日一回、クリック応援していただくと、更新の励みになります。ありがとうございます。
にほんブログ村 グルメブログ 今日食べたものへ
グルメブログ 今日食べたものへ">
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする