過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

Spazio 5 乙女野菜と可愛い羊(笑)

2016-10-07 16:40:00 | 旅日記
こんにちは。ピカビカの秋空を嬉しく思う金曜日です。
朋と大事に思う方からの優しいmailをいただいたからこそ、空の青さ、風の気持ちよさが滲みるのかもしれません(ニッコリ)。

★飛び込み記事です★





■Agnello brasato con verdure di stagione, rosmarino , maggiorana e timo
■Braised lamb and seasonal vegetables with rosemary, marjoram and thyme
■蒸し煮した子羊とローズマリー、マジョラム、タイムで風味付けした旬野菜

なんと乙女な!(笑) 野菜に重きをおいたお料理は、どれも可愛らしいのでしょうか。

この野菜の彩り!
欧州の若手料理人が、日本料理に夢中になるの、わかるのは、こんな時です(ニッコリ)。
普段の食卓でも、酢の物や炊合せで、季節の小鉢で、柔らかい彩りに恵まれている日本料理は、彼らにとって新しいのでしょう。

いくつものお皿が同時に並ぶのも、彼らには無い景色(ニッコリ)。されど、重さのある味付けと、さっぱりした甘やかな味を、一緒にだしたければ出してもいいって、ヤル(笑)のは勇気がいったことでしょう。
一生懸命、言葉を尽くす青年をみながら、私はそれを考えていました(微笑)。

勿論、味はユニークです(笑)。
ローズマリー、マジョラム、タイムのほのかに甘く、苦く、魅惑的に香る、白ワインビネガーで漬けた野菜と思われます。人参、ズッキーニ、セロリアックは天然色ですが、ピンクはおそらくフィノッキオ(天然は白にごく薄い緑)です…楽しいっ。



子羊はオイル・ソテーしてから、じっくりと蒸し煮にしてありました。マスタードと胡椒が香る大人味は、解れる柔らかさで、うっとり、でした。(味見のヒトキレで、語るかたる(笑))

ピメンテのきれいな断面。切り方が立体で面白い。火をいれて尚、しゃくっと楽しい食味、野菜の青さが伝わった、そうです。
こういう切り方をすれば、立体に盛ることができ、華やかです。シンプルに大人味の解れるお肉に、しゃくっと違う食感が合わさる楽しさ。
そこへ甘く優しい野菜が加わる。やるなぁ、ロンドだ。

シンプルに装っていて、深く考えたお料理だと思いました。(ニッコリ)


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コメント (2)
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