★飛び込み記事です★
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■Sfoglia, frutti di bosco e yogurt di bufala
■Mille-feuille, wild berry sorbet, buffalo yogurt cream
■ワイルド・ベリィのソルベ、水牛ヨーグルトクリームのミルフィーユ
朋輩の注文したドルチェは三枚重ねのミルフィーユ(笑)。パイのようなサクッと見た目でありながら、しっとりを秘めていて、サクリッとスプーンで切り取れる、食べ易さが嬉しかったそう(笑)。
水牛ヨーグルトが、さらに小さなポッコンチーニのように、くるんっと丸まっていて可愛らしい! 酸味のくっきりしたワイルド・ベリィと合わせて、ただ甘いだけに終わらせない、大人の爽やかさを宿したドルチェと思いました。
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ドルチェの後に、もうひと口おまけに、トリュフをひと粒。赤ワインで楽しく締め括りました。
一皿ごとのお料理の楽しみに加えて、食事を組みたて、味わう全体のプロセスが、とても楽しく、豊かに感じた時間でした。
だから、サービスについてくれた青年に、それを伝えて、このレストランについて理解するテキスト(英語で!)があったら、読みたいのだと、頼みました。
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青年はキッチン奥にいき、それからレストランの外にでていったりして、1部の紙束を用意してくれました。
「イタリア語でNikoが書いた、このレストランのヒストリーを英訳したものと、今日のメニューの英語版をご用意しました。」
「Nikoのお料理は、きっとお客様に喜んでいただけると思うのですが、英訳されたレシピ本はないのです。イタリア語の本は、一階の本屋に在庫があると、連絡をうけました。」
きちんと依頼に応えて、いい時間の締め括りとなりました。
本当に豊かな時間でした。
後から、貰ったテキストを読んで、様々なことに合点がいきました。
「Niko Romito Formazione」は、プロ中のプロを養成する料理学校として、2011年から位置付けられています。
最初は、Niko Romito がシェフを勤める、Michelin 三ツ星のレストラン「REALE」と同じ場所に開講されています。一年に15人だけで、徹底的に三ツ星で創作するレベルにまで磨かれる、そう。
その課程の卒業プログラムとして、Spazioは2013年から、Eataly Roma Ostenseで開かれているとのこと。料理のアイディアから営業、もてなしの全てに到って、Niko Romitoの厳しい評価と指導によって、いるとのこと。
ああ、だから! サービスについた青年が、クックではないか?と私が思ったのは、あっていました。
サービスにつくのも、お客様の反応をみせていただき、どんな料理にお客様の喜びをひきだせるのか、かけがえのない体験。自分の作る料理の哲学を、言葉でも伝えられるようになるための訓練の一環と、テキストにありました。
NikoがSpazioに望むこと、プロの一線で働くレベルに求めることが、書かれていました(ニッコリ)。
■キーワードは、SIMPLICITY。
これは厳しい…。英語的には、いわゆる単純や簡単でないからです。
前提として魅力的、実用的であるうえで、簡素であり、かつ、ごちゃごちゃしていない状態であり続ける品質、を意味するのですから…。
たった一回のランチでしたが、このレストランはその目的を実現しようとしているって、感じました。
未来のシェフ候補生は、真似でも流行り廃りでもなく、伝統に学んで、そこからイノベーションを求め、それを公開し、更に作り続けるように、学びの場所にいるのです。独り善がりではなく、お客様に話す言葉と心をもって(ニッコリ)。
このような知識は、後からテキストを読んで、理解したことでした。これが解った今、また喜びを抱えて、このレストランを再訪したいと、願っています(ニッコリ)。
そして、この青年達に未来を見せてやろうとする人間、Niko Romitoさんのレストランにも、いつか必ず!と、いま、考えています。
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じゃん♪ このテキストを読む前に、Eatalyの膨大な料理書のコーナーで、本を買ってきておりました(笑)。イタリア語だけなので、辞書をひきつつ、勉強しないとなりません(笑)。
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ミシュランの三ツ星シェフの、この丁寧な経過写真を含む本! シェフのコンセプトと思われるポイントがまとめ書きしてありました。
そう、秘伝なんてものは、プロにはないのです。そうやって、料理は世界に拡がっていくのです。
いくつもの喜びを受け取った、得難いレストランとその後の時間でした。
■Spazio, Roma, Italy。2016年9月中旬
二つの食の選手権に参加しています。一日一回、クリック応援していただくと、更新の励みになります。ありがとうございます。
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■Sfoglia, frutti di bosco e yogurt di bufala
■Mille-feuille, wild berry sorbet, buffalo yogurt cream
■ワイルド・ベリィのソルベ、水牛ヨーグルトクリームのミルフィーユ
朋輩の注文したドルチェは三枚重ねのミルフィーユ(笑)。パイのようなサクッと見た目でありながら、しっとりを秘めていて、サクリッとスプーンで切り取れる、食べ易さが嬉しかったそう(笑)。
水牛ヨーグルトが、さらに小さなポッコンチーニのように、くるんっと丸まっていて可愛らしい! 酸味のくっきりしたワイルド・ベリィと合わせて、ただ甘いだけに終わらせない、大人の爽やかさを宿したドルチェと思いました。
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ドルチェの後に、もうひと口おまけに、トリュフをひと粒。赤ワインで楽しく締め括りました。
一皿ごとのお料理の楽しみに加えて、食事を組みたて、味わう全体のプロセスが、とても楽しく、豊かに感じた時間でした。
だから、サービスについてくれた青年に、それを伝えて、このレストランについて理解するテキスト(英語で!)があったら、読みたいのだと、頼みました。
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青年はキッチン奥にいき、それからレストランの外にでていったりして、1部の紙束を用意してくれました。
「イタリア語でNikoが書いた、このレストランのヒストリーを英訳したものと、今日のメニューの英語版をご用意しました。」
「Nikoのお料理は、きっとお客様に喜んでいただけると思うのですが、英訳されたレシピ本はないのです。イタリア語の本は、一階の本屋に在庫があると、連絡をうけました。」
きちんと依頼に応えて、いい時間の締め括りとなりました。
本当に豊かな時間でした。
後から、貰ったテキストを読んで、様々なことに合点がいきました。
「Niko Romito Formazione」は、プロ中のプロを養成する料理学校として、2011年から位置付けられています。
最初は、Niko Romito がシェフを勤める、Michelin 三ツ星のレストラン「REALE」と同じ場所に開講されています。一年に15人だけで、徹底的に三ツ星で創作するレベルにまで磨かれる、そう。
その課程の卒業プログラムとして、Spazioは2013年から、Eataly Roma Ostenseで開かれているとのこと。料理のアイディアから営業、もてなしの全てに到って、Niko Romitoの厳しい評価と指導によって、いるとのこと。
ああ、だから! サービスについた青年が、クックではないか?と私が思ったのは、あっていました。
サービスにつくのも、お客様の反応をみせていただき、どんな料理にお客様の喜びをひきだせるのか、かけがえのない体験。自分の作る料理の哲学を、言葉でも伝えられるようになるための訓練の一環と、テキストにありました。
NikoがSpazioに望むこと、プロの一線で働くレベルに求めることが、書かれていました(ニッコリ)。
■キーワードは、SIMPLICITY。
これは厳しい…。英語的には、いわゆる単純や簡単でないからです。
前提として魅力的、実用的であるうえで、簡素であり、かつ、ごちゃごちゃしていない状態であり続ける品質、を意味するのですから…。
たった一回のランチでしたが、このレストランはその目的を実現しようとしているって、感じました。
未来のシェフ候補生は、真似でも流行り廃りでもなく、伝統に学んで、そこからイノベーションを求め、それを公開し、更に作り続けるように、学びの場所にいるのです。独り善がりではなく、お客様に話す言葉と心をもって(ニッコリ)。
このような知識は、後からテキストを読んで、理解したことでした。これが解った今、また喜びを抱えて、このレストランを再訪したいと、願っています(ニッコリ)。
そして、この青年達に未来を見せてやろうとする人間、Niko Romitoさんのレストランにも、いつか必ず!と、いま、考えています。
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じゃん♪ このテキストを読む前に、Eatalyの膨大な料理書のコーナーで、本を買ってきておりました(笑)。イタリア語だけなので、辞書をひきつつ、勉強しないとなりません(笑)。
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ミシュランの三ツ星シェフの、この丁寧な経過写真を含む本! シェフのコンセプトと思われるポイントがまとめ書きしてありました。
そう、秘伝なんてものは、プロにはないのです。そうやって、料理は世界に拡がっていくのです。
いくつもの喜びを受け取った、得難いレストランとその後の時間でした。
■Spazio, Roma, Italy。2016年9月中旬
二つの食の選手権に参加しています。一日一回、クリック応援していただくと、更新の励みになります。ありがとうございます。
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