■石垣牛、沖縄県産黒毛牛の鉄板焼ステーキ
薔薇色♪ 石垣牛はしっかり焼くほうが旨味を増す、とシェフが言われたとおり。
補色の彩にニッコリ。両者があればこそっと笑顔になります。
石垣の塩だけで、いただきます。牛たちは、この海風を浴びて育ち、草を食んできたのだもの。
うん! 石垣牛は確かに旨っ。脂の粒子が細かく揃って、溶けていく感じが魅力的。なるほど…だから火を強めにあてるのか…。
肉を焼く時の、クックの眼が、私は好きです。心のなかの舌舐めずり、この旨さを引き出すからって、気持ちが、前にでているからです(微笑)
いやいや、どうして。黒毛牛は噛む「あむっあむっ」から、じゅわりっとくる美味しさが、素敵です。
西表島には、沢山の黒毛牛が育てられていました。島の草を食む、あの牛たちがいつか、美味しくなるのか…不思議な気持ちになりました。
闇に光る二つ目、人の目の高さにあれば牛、地面に近ければ山猫。
懐かしく思い返しました。
静岡の山葵を、すりおろして。
お肉にあわせて、旨っ♪
山葵って脂に本当にあう。世界に拡がる理由は、ここにもある、とも思うのでした(ニッコリ)。
かくして、島のお肉を味わい尽くしたのでした。うまうまっ♪
鉄板焼の空間は、閉じた空間で、マスターはシェフです。
この夜のお客様は、私達を含めて三組。一時間づつ違うスタート時間で、食事がずれて進行します。先の方は、後のお客様の、ワクワクをまた、楽しむこともできます(笑)。
三組目のお客様は、かなりお若く。緊張した感じ。今日がお誕生日の、特別な日だから、おみえとの話をきいて、先客二組は、嬉しくなってしまいました(笑)。
皆でお誕生日を、歌で祝いました。二人っきりになれずに、ごめんなさい(笑)。
「いちゃりば ちょーでー」と、シェフが教えてくれました。一度出会えば兄弟、という意味とのこと。
うん! 美味しく食して、嬉しい気持ちを一緒にしたなら、それは確かに近しく懐かしく思い出すことでしょう。
島の言葉は、命や出会いを大事に思う言葉が、たくさん残っていると思います。島の暮らしの厳しさと、人の助けの大事さが、偲ばれました。
よく笑って、食して飲んで、歌って(笑)。楽しい得難い気持ちになることが、誠にご馳走であったと、思うのです。
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