西表島バーガー

■西表島バーガー
■クース味噌と島らっきょうのソース

二日がかりで、ありついたバーガーでした(笑)。
このバンズは、島の外から届くので、ランチ落ちすることが、たまにある、人気アイテムとのこと(微笑)。

ふっかり焼けて、噛むと旨いバンズは、パンの国の味がしました。
ガブリッ！
肉にくしい(笑)ハンバーグ・パテに、クース味噌の辛味が素敵に調和。しゃりっとアクセントになる島らっきょうが鼻にぬける。
野菜のシャクシャク感が、しっかり受け止めて。トマトのじゅわり酸味が、パテにフレッシュさを足す。

バーガーとして、両手で抱えて、大きな口で食べて、一等美味しくなるように。作りたてを一気に召し上がれ！

そんな声が聞こえる、よく出来たバーガーでした。



お皿と共に供される、バーガー・バッグ(写真、左手)。
液体ソースも瑞々しい野菜も、恐れずにかぶり付いて！ その言葉、確かに受けとりました(ニッコリ)。


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散策する非日常

ホテル敷地から、少しだけ散歩にでると、路傍にはハイビスカス。



近寄ってくる、人懐こい子牛。やがて沖縄県産黒毛牛になるのか？と、チラッと思った、イケナイ私(笑)。



息を弾ませて坂を登る。人を拒む森が、道路をはさみ繋がる場所には…。



山猫が通る道がある…。



生い茂るアダンの繁みは、刺々しい葉で人の侵入を拒み、姿を隠す力をもつ。



アダンの実。パイナップルに似た形がかわいらしい。
アダン…。沖縄戦の時代に、山から海への道で、島人を隠してくれた繁み。この実を爆弾トラップと誤解され、焼き払われた繁み。
70年前、お前の仲間は、それを見てきて。今は山猫を見送るのか。

人間は余計な生き物か？ 不調和か？
………。
植物は風に揺れるだけ。答は私の内にあるのだと思います。



島人の暮らしは、壊さないのか？
出来る限り配慮をしても、エコロジカル・ツアーは悪なのか？
人間が貪るように生きることが、罪なのか？ ………。



島の人は優しい。
路傍に佇む私に気づいて、車を停めて、困ってないか尋ねてくれます。
バスにのりはぐれて、歩いているのでは？と案じてくださる。
差し出す手で、助け合って、暮らしてこられたのだと、しみじみ、しました。

いつのまにか、ホテルから、かなり離れていて(微笑)。とぼとぼ、と戻る私を、アクティビティに送迎してくれたホテルのスタッフ車が、見つけて、声をかけてくれた、有り難さ。

様々な想いに、胸が篤くなる……。
西表島に再訪を誓った散策でした。


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西表と石垣を味わう7：〆は紫のフライドライス、そして、ひんやり♪

■古紫米の鉄板焼フライドライス





味噌汁、香の物とあわせて、三点セット(笑)で、締め括りです。



鉄板焼前の古紫米のご飯。古紫米は、琉球の黒米です。古代米に分類され、アントシアニンを含む栄養価の高さを示します。
きれいな色！



ご飯をふっくら焼いて。



じっくり焼き付けて、カリカリに、香ばしく仕上げた挽肉、葱とあわせて、フライドライスに仕上げてくれました。
もちもちの紫のご飯に、香ばしいアクセントをつけた、フライドライスでした。




ひんやり♪ たんかんのフルーツ・ジュレが、気持ちよく、喉をおちて。
ショットのウイスキーをなめて(笑)、いい夜だったと、思い返しました。

いま、振り返っても、楽しい時間でした。
■パナリ、ホテル・ニラカナイ・西表島、三月


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