五月の真夏日、熱さまし5：熱々ホフホフ♪

■かさごの姿揚げ、油淋ソース



泳いでる感が、半端ない(笑)。
きゃあ、きたぁ～って、叫んでしまいます。

カシッと香ばしく揚がった皮のなかには、ふっくら＆ホックリの白身があって。
取り分けてもらって。ホフホフ…いいながら、頬張る嬉しさ。
清蒸(チョンジャン)がミキュイ感を残すお魚の味わい方とするなら、丸揚げは、熱と油を皮目からいれて、一気に加熱変性させた蛋白質の香りよさを、味わうものと思います。

お魚まるごとの美味しさ♪
贅沢な味わい方と、ワクワクするのです。


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五月の真夏日、熱さまし4：だんだん熱感(笑)

■ワンタン、野菜醤油がけ

ちゅるっとした、手作りのワンタンの皮が、何とも嬉しい。
世田谷火龍園で、シェフのワンタンを初めて食した時、ワンタンって、美味しいのだなって初めて思ったのでした。

皮が厚すぎず、堅すぎず、破けることもなく、ちゅるっ＆ムチュンって口に美味しさが拡がる。
点心は、粉を練って仕上げた皮が、餡より大事だと、わかった夜がありました。

野菜と一緒に、優しい思いで食すワンタン。
うん！ だんだんと熱感が嬉しくなって、しっかり食べたい気持ちになってきました(笑)。
暑さをとって、からだが元気になってきたのですね。


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五月の真夏日、熱さまし3：ハムエイで別もの

■つぶ貝の炒め、ハムエイで調味

常より、少量だけ盛られた一皿(笑)。
ひらひらっとひいた、つぶ貝、金針菜、黄韮を炒め会わせた、優しい形にみえるのに、くっきりした存在感があるのは、香り、故です。(微笑)

ハムエイ(ハムユイども)は、塩漬魚を発酵させてから干した、食材にして調味料です。香港や台湾で使われる、発酵匂を加熱によって。独特の旨味をのせる強さがあります。

くにくにした食感をもつ、淡白なつぶ貝に、くっきりした潮と、日蔭の浜辺の匂いを重ねる。人の関わりを感じさせる、魚醤より強い存在感。

発酵を独特の旨さに活かす知恵が、世界中にあることを、改めて意識するのでした。(ニッコリ)


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