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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

擬音傷者骨の音

2009-03-02 | 小人閑居して憮然

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 一日だけの晴れ間をぬって記録をとりに出かけた。地表には春の植物が花を咲かせている。

足を延ばして、普段は立ち入らない場所に行った。竹の切り残しが乱杭のように立っている。「危ない処理をしたものだ」と思いながら急斜面を降りようとしたその時、私は骨を割いてしまった。

一瞬、息も止まって「刺さった!」と思った。同時に骨折も確信した。なんといっても音が明確だったから。

至仏山のグリセードは快適だったが、今回は自宅軟禁をやむなくされる。「ボキッ」という音は文字を入れ替えれば「天国と地獄」「天と地」ほどの差があるが、同じ滑るのも全く同様だ。

まっ、今回は全くの災難で受容するしかないが「諸行無常」の言葉通り、起居・立ち居振る舞い、何をしてもしなくても痛いのだ。今回、学んだことは手足の太い骨を折っても、ここまで動きが困難にはならないということ。自分の体験的見解だから「間違いない」。ちなみに箇所は右の十番。

『足滑りわが身砕きし竹の端は枯れ葉にまみれ春の日を受く』

『竹やりの一突きなりや脇の胸おくし指あてなぞり確かむ』

『肋骨の見事に折れし写真見ゆ摺り足の日々情けなきかな』

『山仕事初夏まで出来ぬ身となれば空を見上げる用も無きなり』