今日から彼岸だ。ようやく歩くのに苦労しなくなったが注意は必要だ。県内の南部に開花宣言が今日出た。
ソメイヨシノではないが写真の木はもう散りかけている。小生の生活圏の中では早い個体だ。フイールドにある豆桜も一本だけ満開になっていた。他のものはまだ蕾も固い。
スミレも見る間に花を沢山上げてきたが、花が多くなると蝶々も目に付く。今日は3種類が撮影できた。標準レンズだから接近するのに苦労する。
深夜、耳に突っ込んであるイヤホンから「時は無慈悲に」なんてのが意識に入り目が覚めた。「深夜便」のテーマだそうだが深夜に聞くと暗い歌だ。昼間ではそうでもなかったが。
実際は無慈悲も慈悲も抱合しているのであろう。「人生万事塞翁が馬」とか「禍福はあざなえる縄の如し」とか。骨折してみて両方感じているのが実感だ。
『松葉掻く秋香ただようその日まで尽きぬ手仕事尽きるか定め』
『建前は山に運べど我が魂は岸辺はなれて泥田にもがく』
『喉渇き海水を飲む我ならば舟漕ぎ出すも彼岸に立てず』
『記念樹を見やり声かけ山に入る今日も一日難事無きよう』