知人から野球少年団の卒業記念に 筍掘りをしたいとの要望があって、明日の準備にフイールドの確認に出かけた。昨年と1日違いの日にちだが、成長は悪いようで入山している人たちも収穫が少ないとこぼしていた。
現実は入山し易くなって掘り取りに入る人たちが早朝から何人も連日やって来るのだから、この時期には品薄になるのも無理からぬところだ。
ついでに一回りしてみた。ヒキガエルの卵塊が新たに見つかった。昨年までは産卵していなかった場所だ。刈り払われて無残にも裸になった林縁にマムシグサが包を伸ばしている。暗い森で見ると「ドキッ!」とするが好きな植物の一つだ。
蕨もあちこちに見られるようになっていたしナワシログミも赤くなっている。少しは楽しめるかなあ。
『手を伸べて固まるわらべ近寄ればテントウ袖に母は腰引く』
『野遊びの寄り合い食べる親と子にコンビニもあり手作りもあり』
『花冷えの水面飛び込む童等を窓越しに見る母の顔々』
『若き父オンブで歩む土手の道肩にワンセグ児の顔の前』
『人の子を育む我の仕事でも我が子の育ち保母から知りぬ』