トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ガラパコス化

2009-03-26 | 小人閑居して憮然

 25日、新聞時評に矢作氏の「ガラパコス化現象」という題の評論が掲載されていた。面白い分析をするものだと思ったが、そこで思い当たったのは30年も前のライシャワーの著作「ザ・ジャパニーズ」の一節だ。

 封建制度に触れた一節の中に「日本人が個人的リーダーシップよりも、集団によるリーダーシップを伝統的に好む云々」とある。前掲と後者を結ぶものは、日本という特異な均質社会と無責任体制ではなかろうか、と思った次第。

 国土は生物も経済もグローバル化に翻弄されているのに中枢が村社会ではなあ。

Photo_2『森君よ同士に居たろ放り投げ』

『合点した神経は無しまつりびと』

『天唾も詭弁も弄し我が世春』

『税盗られ負債賜る民の国』

『霞喰う千人なれば人でなし』