25日、新聞時評に矢作氏の「ガラパコス化現象」という題の評論が掲載されていた。面白い分析をするものだと思ったが、そこで思い当たったのは30年も前のライシャワーの著作「ザ・ジャパニーズ」の一節だ。
封建制度に触れた一節の中に「日本人が個人的リーダーシップよりも、集団によるリーダーシップを伝統的に好む云々」とある。前掲と後者を結ぶものは、日本という特異な均質社会と無責任体制ではなかろうか、と思った次第。
国土は生物も経済もグローバル化に翻弄されているのに中枢が村社会ではなあ。
『合点した神経は無しまつりびと』
『天唾も詭弁も弄し我が世春』
『税盗られ負債賜る民の国』
『霞喰う千人なれば人でなし』