トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

春眠中につき

2009-03-13 | 何よりの楽しみ

 座位で眠らなければならなくなって十二夜になった。そろそろ眠るのに疲れてきた。未明にブザーの音で目が覚めた。「ブザーなど無いのに」と思いつつ気がついたら、それはイヤホンから聞こえてきたチェロの音だった。

 ヨーヨーマ氏の「無伴奏チェロなんとか」という曲だった。「おくりびとの」のチェロも優雅だったが「ブザー音」と思ったのはヨーヨーマ氏に悪いことをした。

 明日はホワイトデーだが、小生は春眠中につき「麗しき女性の皆さん、クッキーはありません。悪しからず。」と、こんな時は強がりも精神衛生上大切だ。

 痛みも和らいできたので買い物に出た。「リハビリ食」と考えて、豚の軟骨、干し椎茸、ニラ、アスパラ、ニンジン、生姜を圧力鍋で加圧後、佃煮風に仕立ててみた。

 見た目が悪いので写真は取りやめたが結構おいしかった。軟骨も熱湯をくぐらせて圧力鍋で調理したから歯ざわりも快適だった。

 コラーゲンたっぷりのはずだから、今晩は仰臥で寝ることに挑戦する・・・のだ。「座眠、暁はまだか?」という夜は今日でおしまい(のはず)。


春もよしあし

2009-03-13 | 小父のお隣さん

2006268_033 『凛と立つショウジョウバカマ寸花火』

『米俵付けたのごとし杉の花米は詰めずに杉粉を宿し』

『もやのごと霞みて覆う杉の精打ち身の我に痒みなどなし』

 新聞の花便りにカタクリやショウジョウバカマが出るようになった。フイールドにある僅かばかりのショウジョウバカマは花数が増えてきた。

 一畳ほどの広さだが囲った成果があったようだ。しかし入山者が増え、目に付くようになれば「風前の灯」に違いない。

 珍品アカイカタケは囲ったばかりに、翌日には跡形もなかった。だから発生はその年限りなのか確認もできない。

 歩道周辺のササユリや山百合は既に見出すことが出来なくなっている。


眠れぬままに1

2009-03-13 | 感じるままの回り道

Sn3d0027 『堂篭り似たる姿や座位で寝ぬ』

『安眠をひとつ買いたし春の難』

『座位なれば春眠浅く朝遠し』

『眠れずに外を見やれば桃明かり』