WBC決勝戦が延長戦となったところで散歩に出かけた。早春ではないものの、「早春賦」を思い出させる風の冷たい日だ。
骨折していなければ風到木の片付けか溜池の漏水防止をしていた頃だ。とはいえオーバーワーク気味の体を休ませることになったのは天の采配とするか。しかし行楽日和というか格好の季節なのにプラプラ散歩程度というのも悔しい。
山の斜面に目を転ずると桜の花がところどころ確認できるようになった。大半が自生の個体だから花色も変化に富んでいる。それよりも孟宗竹の占める割合が大きいのが目に付く。
筍を出して「竹の秋」を迎える頃になると新緑との対比で更に里山の荒れが目立つようになる。
今日は道路を約七千歩、久しぶりのせいか足裏が熱い感じになった。途中にひと際赤みの強い桜があったが品種名は不明だ。自分的には緑系や黄色系の桜が好み。
シキミの花を覆って三つ葉アケビの花が満開だった。この株も花色は濃いほうだ。秋に実るかどうか、その時までのお楽しみ。レンギョウとしだれハナモモが華やかだったが、やっぱりうるさい。レンギョウを歌った初恋の歌があったが、知る人はいないんだろうな。