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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

布団に蠢く

2009-03-07 | 小人閑居して憮然

Sn3d0183『啓蟄と言えど我には春遠し骨を砕きて布団にもぐる』

『啓蟄となりし暦もこの身には胸の痛みに篭もれる布団』

『骨折れし夜の布団の冷たきに熱にまわせる余裕無き身か』

『瞬痛の予兆を知りて回避する動きは遅くこの身溜息』

 「春一番」が耳の中に溢れていた。久しぶりに聞くキャンディーズの歌声は明るい。目を開けると障子戸を通して朝が来ていた。そういえば「瀬戸の花嫁」は一昨日の夜だったか。

 昨夜はどうやっても横になれず、結局座位のまま朝を迎えたのだ。深夜便で絵本作家や、伊藤さんの両親へのインダビューがあった。全部は記憶にないが、それぞれに苦しみや悲しみ、希望もあって人生を歩んでいたのだけは理解した。

 どちらも親として悲しみの淵に沈んだろうに淡々と話をしていた。

 小生は今、横になることに汲々としている。


営利庵&振れ出多ー

2009-03-07 | 性向有毒の翁なれば

Photo『自堕落の鏡と据えし象牙人』

『咲けば散る散りて盗り付く花弁かな』

『強毒性隠して渡る霞鳥』

『疵に塩摺り付け合うが他党の縁』

『高額のトラと思えばそれが楽』

*トラとは「エキストラ」のトラだそうで監督がおっしゃっておりました。