昨夜の雨も上がって穏やかな日和となった。北の山並みに目をやるとうっすらと白くなっている。
それでも快晴無風の朝は陽射しの暖かさが良く生きて、濡れた幹からたっぷりの湯気を上げさせている。
竹の処理は触れると上から「ザーッ」と水滴が落ちてくる状態なので、トレイル脇の侵食陥没孔を埋め戻した。いつもの事ながらツルハシ、鍬、スコップの作業はきつい。
どういうわけか周辺は地下に水道が出来易い土壌で、トンネルが大きくなって上部が陥没した地形が多々ある。大きいものは直径数メートル、深さ3メートルもあるのが林内にいくつかある。
食事前、トレイルの水溜りの横にオオスズメバチがじっとしていた。朝、通ったところだし触覚が動いているから、その後飛翔してきた女王蜂だ。近くで見ると最大サイズに近い体格だ。画面いっぱいに撮影したかったのだが気温は15度にもなってきたから遠慮してしまった。
標本として保存したいくらい立派な個体だった。