29日に東側の切りっぱなしの竹の処理が済んだため、ようやく仕事納めの気分になった。正確に言えば、まだ北側の斜面に切り倒したままの竹が放置されているのだが、斜面が急で太い竹ばかりなので目を瞑った。年明けから処理することにした。
普段は水など流れない浸食溝は、この近くに幾筋も出来ていて深いものは1mにもなっている。今は笹刈り後に一年草は枯れたので確認できるが、夏草の生い茂る頃には視覚的には判らなくなる。
藪だった頃の名残の山芋の穴もいくつかあって、ゆくゆくは埋め戻しも必要なところだ。とりあえず「仕事納め」が無事済んだが、思い返してみれば「無事でなかった」年でもあったのだ。里山とは言え、危険を孕んだ要素や誘惑はいたるところにある。それが身にしみた年でもあった。
竹の処理が終われば、林内の風倒木や弱小木の処理をチェーンソーを使ってやるつもりだ。掛かり木等もあって竹の処理とは危険度が格段に上回るから、心を引き締めて新しい年を迎えねばなるまい。