19日(土)は初氷日となった。日陰に居ると身を切られるような風の冷たさが耐え難い。轍の水溜りは氷結して車で乗り入れると「バリバリ」と音が聞こえてくるほどだった。
防火用水など止水面は5mmくらいの厚さにまでなっていた。拳で「コンコン」とやっても割れない程度の強度だ。
午後は風が強くなって首をすくめて退散となってしまった。義務もノルマもない活動だから気楽なものだ。
郷里に電話で聞いたところ、既に積雪1メートルを越えたとのこと。年内に1メートルを越えるなんて大雪の様相だ。雪の無い正月が近年は通例だったから。
小生の子ども時代は「雪の正月」だったし、積雪3メートルなんて普通の冬だったのにと感慨深い 物がある。あの三八豪雪では4メートルを越えて、上越線など1週間も不通だった。
蒸気機関車に押されて除雪のロータリー車が雪の原野遠くに現れ、汽笛と煙が見えた時は胸が躍ったのを思い出す。
そういえば、除雪・保線のため九州地区の保線区の作業員が特別列車で到着した時、竹箒やちりとりを持って下りてきたのが可笑しかった。半世紀も昔はそんな時代だった。