トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

意を決して

2009-12-08 | 何よりの楽しみ

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 ナメコだろうと気になっていたキノコを図鑑片手に鑑定した。表面と柄の下部は粘液物質で覆われ、柄の途中にはゼラチン様のつばがある。つばの上部は白色、下部は淡褐色で該当する点がここまであれば確定するしかない。

 それでも一抹の不安はあって試食で最終確認をする。柄を外してバターと味醂、白ワイン、醤油で炒めた。しんなりしたら随分とカサが減ってしまったが小皿の一品はいかにも美味そうに見える。

 一枚だけ胃袋に納めた。「美味い!」としか言いようがない。銀シャリが欲しいところだが残念なことに我が家には玄米しかない。口に入れる前から香りが鼻をくすぐるし、口に入れればシャキシャキと噛み応えがまた美味さを増長させるのだ。

 夕食までの数時間、何も無ければ夕食の一品にする。こんなことに幸せを感じる人生とはこんなことだ?!。

PS:七味を加えた。ツルンシャキシャキが一層味わい良くなった。こんなことなら前回発生したのから調べるべきだった。これこそ「後の祭り」「後悔先に立たず」である。


誘惑の淡い色

2009-12-08 | 小父のお隣さん

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 また桜の枯れ枝にナメコらしきキノコが発生した。見れば見るほどナメコなのだが隣の廃ホダ木に一本出ていた椎茸を取って我慢する。

 今日(日曜日)では食べて中毒になっても病院は休みだから明日以降に採集試食することにした。この手に毒キノコに該当するのは無いとわかっていても、天然物となると及び腰だ。

 ホダ木の下に見慣れないキノコがあった。カサはテーブル状で同心円状の模様があって軸はやや短め、傷つけると白い液体がでるが変色しない。

 チチタケの仲間だろうと推定するけど、これは食用不適の部類だ。でも傷つけるとミルク状の液体が浸み出すのは面白い。苦味があると聞くが、まだ舐めてはいない。

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