トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

朝露吸って

2012-12-01 | 感じるままの回り道

Photo  最低気温が下がるにつれて朝露の量も半端でない。既に初霜は降りたが、まだ毎朝の降霜には程遠い。

 しっとりと濡れた草原の中にひと際目立った白い点があった。「何だろう?」と寄って見たらタンポポである。タンポポもレンゲも数えるほどだけれど花を見られる。

 このタンポポ、既に綿毛を広げていたが、それが露を吸い白く見えたのだ。光の加減もあるのだろうが、寒い中にも寒さを忘れる光の一瞬がある。あの瞬間も光の中なのだろうか…。また一里塚がやってくる。


*丈くらべ

2012-12-01 | 勢子、雨毒に侵されて呻く

        売らんかな肝いり旗も横並び

        老齢来魂を迷わせ藻屑なり

        一応は丈をくらべて火口かな

        傘の下いいえ土足の下にある

        大同も小異もなけり士走入り

        野合して無理から生ずる虚党なり