トンボ池の改修に伴い、新たに積み上げた堤や作業で踏み荒らされた植生の部分に彼岸花とフキを植えつけた。
彼岸花はモグラ対策が第一の理由だけれど、初秋の花は里地には切り離せない。フキも初春から夏にかけての景観の一部として植栽したが、小生は植生として見ていても散策者の一部は「食性」としてしか見ない輩がいる。
フキノトウが出たり、大きな葉を展開させ存在が認識されると消失するまで狙われるのがオチなのである。もう氷結し始めた表土に植え込まれたフキや彼岸花は、どれだけ定着するか不明だけれど、箱庭のような一帯の植物を「山菜」としてしか認識できないのも哀れではある。
ミニトマト定植作業を終え、土産に表彰を受けたという生産者のミニトマトを土産にもらった。ハウス内で昼食に食べたときは確かに美味しいと感じたのだけれど、自宅で冷蔵庫内にあったミニトマトと食べ比べてみた。
左が土産のもの、右がスーパーのミニトマトだ。色合いはスーパーのトマトが赤い。果肉は土産品が厚く口中感覚もしっかりしている。
糖度の優劣はつけがたかったから糖度計で測定したら、どちらも7度弱で遜色がない。色の違いは摘み取ってからの時間の差と考えると、土産品のほうに分がある。
小売値段の差は不明だけれど、新規就農のT氏も早く利益が出るまでになってほしいものである。