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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

引っ付き虫に驚嘆

2012-12-20 | 勢子、雨毒に侵されて呻く

Photo_4   フィールドはすっかり冬姿になった。寂しい風景の中に「身の毛もよだつ」と言えば恰好が良いけれど、毛が無いから公言すれば「嘘つき虫」になって「我がブログ炎上」なんて事になりかねない。とかく言葉は難しい。

 とは言え「けがない」現実でも「怪我ばかり」の矛盾した現実で、まあ、そこは危険な個所ではないものの、何とも違和感をおぼえる場所なのである。というより「嫌悪感」に近いだろう。チカラシバやエノコログサ等のイネ科の野草も引っ付き虫になるけれど、繁茂していても風景と調和する。アメリカセンダングサやヌスビトハギは調和がない。Photo_5

 草刈りに限らず、歩行していても引っ付く双頭なのである。どちらも付着すると取りにくいし、何よりも数が多いので辟易する。数年で新しいコロニーが現れるほどの繁殖力だ。棚田の周辺は畦草刈りが欠かせないから席巻する事はないけれど永田はそうはいかない。

 永田の棚段には「飴利化銭団愚者」や「盗人覇騎」が場所を替えて繁殖する今日この頃である。本当に住む場所を選ばない適応力にたけた我意来種で、新たなコロニーを作り続けるが、生活者には何の幸せももたらさない繁殖力だ。