栗の木の樹勢の衰えが顕著になってきた。土壌が粘土質で薄いことも老化を早めているのだろうが、もう手を加えないとどうにもならないところに来ている。腐朽菌にも侵され、多くの枝を失い樹形も乱れてしまった。
萌芽更新で剪定する時期としては節分以降が良いと聞くが、年内は軽作業で腰を休ませるために処理してしまった。全部で5本切除したのだけれど、枝を落とされた木をみて、隣のキッチンで子供たちと遊んでいたたママさんグループは疑問点だらけだったようで、質問攻めにあってしまった。数年は栗拾いは出来ないし、おちびちゃん達が登って遊ぶ木には、根本も踏み固められない様にロープを張られてしまうし、「一大事!」とでも思ったのだろう。
「病木・更新・養生・入院中」の単語で理解したようだった。世界が異なるとコミニュケーションも工夫がいる。