トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

トンボ池の改修9「崩れぬ先の丸太」

2012-12-10 | 水辺環境の保全

Photo_2  水路に水が常にある様になり、入り込みに縁る踏圧ストレスで構造崩壊の可能性もある。おチビちゃん達は喜んで接近する環境にもなったから、再度思い直し、残りの丸太で補強した。

 踏みつけられるであろうルートの両脇と水の落とし口の斜面に手を入れた。樋の片側は丸太で段差工、反対側は松の半割りで木道にする。Photo

 おおかた、水の流れる樋は遊び場所になるのは間違いないし、崩れてからの補修は厄介でもある。一方では「安全対策」せずにはおれないし…。これで本当にケリをつけたい。


ヤマユリの採種

2012-12-10 | 今日は真面目に

Photo_2  ヤマユリの採種をした。採種株3本には、それぞれ1個だけ結実させて採種してみた。それでも鞘から出した種子の何割かはシイナである。他の結実株は風に任せる。

 ヤマユリもササユリも開花株を人工授粉させ、花弁を落とし、採種したのは適地に取蒔きしているが、まだその成果は出ていない。発芽したのかどうかも未確認なのである。Photo_3

 この種子もすぐに播種するけれど、発芽するのは再来春以降だ。開花株になるのは更に数年を要する。一連の行為で人の目に花を触れさせないから、在来の株は生き残ってあでやかな花を一時見せるし増えている。でも鑑賞する間もなく花弁を落としてしまう事に無念さもあるけれど「絶滅するよりは…」と言う思いでもある。

 花姿を鑑賞できないのは「無いのも同じ」と思うのだけれど、やむをえない。