トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

トンボ池の改修8「最終段」

2012-12-08 | 水辺環境の保全

Photo_2  トンボ池の堤下、漏水の集水兼放流路からの落とし口を松の半割り丸太の樋に替えた。開放型の水口でないと出水時の流下物が詰まり越流の原因になる。

 臨時に埋めておいた塩ビ管は撤去して、Photo 最下段から本流への放水に使った。ここは詰まって越流しても、とりあえずの心配は無い。

 それより堤が通路の一部だから、歩き易さ優先と言うことになろう。ようやくトンボ池の改修が終了したが、計画性の無さで次々と手を加えねばならず意外に手間隙を掛けてしまった。

 今後の保存維持に後継者が出る可能性は無いだろうから、ある程度、構造上の耐久性は必要だ。それでも維持管理を停止すれば数年で薮原で、「夢の跡」など痕跡も無くなる。


ナメコの収穫

2012-12-08 | 何よりの楽しみ

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 拠点に遅れて上がったらM氏が「ナメコが出ている」と教えてくれた。数年前に立ち枯れた山桜の大径木に菌を打ったホダ木である。当時からサルノコシカケのようなキノコに侵されており、「発生しないかも…」と覚悟していたホダ木で、この冬は片付けようかと思っていた。

 それが数本のホダ木に発生しているではないか。さっそく山分けして自宅で煮しめてみた。笠を開いているのが多く、見た目は悪い姿だが幼菌 のナメコとはまた異なる味わいである。キノコそのものを味わいたいから、醤油と味醂、旨みを増すために昆布と鰹節を加えた。

 「おかず」と言うより「おやつ」仕立ての薄味である。購入するキノコではこんな贅沢は出来ない。拠点広場に一歳ほどの坊やを連れたママさんが昼を食べに来ていたから、椎茸の発生したホダ木を子どもにやってみた。勿論、採集はママさんだったけれど「初めてです!」なんていっている。小生も拠点でナメコの採集は「初めてです!」とは言わなかった…。