腰痛改善のために「しっかり歩き」をしていても、立ち止まらされる時がある。土手を歩いていた時もそうだった。
鴨のつがいとカワセミが撮影範囲にいたのだ。三匹撮影するつもりが一匹は潜水し二匹だけになってしまった。つがいは動くし、カワセミはいつ飛び立つか判らない。
結局は鴨のつがいまで写しこむことが出来ず、カワセミは去ってしまった。下流ではペットの白いアヒルを川で遊ばせていたのだが、こちらにはコサギが付かず離れず近くにいた。
流れの上流には硫黄鉱泉があり、まさか「湯治」に立ち寄った訳でもないだろうが、鳥類同士、近くにいると安心感があるように見える。
尾根の突端と谷地が出会う部分は日当たりも良く季節風も回り込まないから、春の花が早い。例年、ここではオオイヌノフグリの群落を楽しむのだが、今期は草刈りに手が回りきらず、背丈の高いまま草紅葉にしてしまった。
これでは早春の楽しみが減るから、刈り払いを大雑把に済ませ、刈り草も持ち出して綺麗にした。突端の斜面からの蔓草や笹竹など、遊歩に支障をきたす部分も刈り取ってスッキリさせる。
節分の頃にはオオイヌノフグリの開花が揃うだろう。驚いたことにまだマユタテアカネが飛ぶ。池は氷結している気温なのだ。