水見回りして上の池からの帰路、サンコウチョウの鳴き声を聞く。孟宗竹を除伐した混交林の奥からで今季「初聞き」である。徐竹を進め森づくりを開始した当初、活動範囲で鳴き声を聞くことは無かったけれど、数年前から鳴き声を聞ける範囲が広がったように感じている。種類は異なるがオオルリやキビタキの鳴き声も溢れるようになりカメラを携行した探鳥家も当たり前になった。環境が整えば動植物も戻ってくれるのを実感するが「野荒氏」も増加するのも紛れもない現実なのだ。自然は危ういバランスの上に成り立っているのも実感する。
忘れない記念の桜ポツポツと花を着けたり供養の白花
代掻きの田毎の山は笑えども植える早苗のコメは捨て米
忘れ得ぬ街の賑わい雲の果て今は盛り土のああ土饅頭
震災は永久に終わらぬ被災民集落限界桜満開
代掻きの田毎の山は笑えども植える早苗のコメは捨て米
忘れ得ぬ街の賑わい雲の果て今は盛り土のああ土饅頭
震災は永久に終わらぬ被災民集落限界桜満開