トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「キイトトンボ現る」

2015-05-30 | 小父のお隣さん
 泥水池にキイトトンボが現れた。今季最初の確認になる。水辺の造成を始めてイトトンボ類はなかなか現れなかったけれど最初の黄色いイトトンボが現れた時は今でも忘れられない嬉しさがあった。その年はその一匹だけで個体数が増えるまで何年かかっただろうか。それでも最大飛翔数は二桁には達しない。
 先日観察した「アジアイトトンボ」と思われる小さく赤いイトトンボは三日ほど現認できたがその後は確認できていない。

刈り払いの季節到来

2015-05-30 | 今日は真面目に
 いよいよ刈り払いのフルシーズンに入った。水商売?に忙しく例年より着手が遅れたものの、拠点斜面の刈り払いは樹が大きくなり日蔭を作る様になってきた分、下草の勢いは無くなった。あと数年もすれば樹冠も閉じ更に日差しを遮るだろうから今よりは楽になるはずである。
 植樹して10年にならんとする木立は、遠目にも樹下に入っても若い林の色気が匂ってくる。刈り払った後の木漏れ陽がまたグーッなのである。

「我も恋う」のは勝手だけれど…

2015-05-30 | 小人閑居して憮然
 そろそろ選択的刈り払いもしなければと思いつつ水見回りの途中で気が付いた「吾亦紅の株が無い」。食草園の一角でトレイル脇の草むらの大きい株ではないのだが5株ほどあったのだ。生えていた場所を確認するまでもなく「盗掘」である事は明白で踏み込み跡はあるし掘り取った窪みもある。
 不特定多数が訪れるようになって周辺の荒らされ方は顕在化する一方である。掘り取り目的でうろつく人も珍しくは無くなった。「環境創出」も保全に必要だろうと繁殖や株分けなどを行い自然に見える景観を構築すれば「自然の物」として「ラッキー!」状態だし、支柱や杭を打てば「ここにあります」状態になってしまうし、まあ、どちらに転んでも「弱き者は手入れする者」に他ならない。
 こういうリスクを前提に分散させてもいるのだけれど「あそこにもここにもある。私が盗っても…」を誘発させている気もしてくる。毎度の事なのだが人が行う行為からの保全には打つ手立てがない。そう、「鬱手立て…」。今はヤマユリやササユリの蕾が大きくなってくる時期でもあるのだが盗掘を避けるために摘蕾しなければ「開花して消滅」する現実はやりきれないものがある。

踏み跡だらけ       残るは窪み