トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

出し入れで±ゼロ

2015-05-15 | 水辺環境の保全
 トンボ池の一部と沈泥池の一部の泥浚いをする。浅くなったためもあるがいくつかの水深を用意するためでもある。トンボ池の泥浚いではマドジョウが10匹程度泥の中から現れた。5㎝程度から13㎝程度まで様々な体長だったから繁殖は間違いないと言える。引き上げた泥は水際で乾燥させ堤を高くする心算だったけれど、引率されてきた幼児のグループの泥遊びの舞台になってしまった。この結果積み上げた泥は低く広がってしまったが、隠れていたドジョウが顕わになり池に戻す事が出来たから一喜一憂で差し引きゼロ。
 沈泥池もカサスゲの茂った部分を中心に掘り下げて、掘り取った土は泥水地の堤のかさ上げに回す。周囲に土を採れる場所がないから必要な土は浚渫で調達するしかない。
   トンボ池踏み潰された       沈泥池