トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

*ちりぬるを

2015-05-28 | 感じるままの回り道
      一重八重ちりばめ染まぬ櫻花

      花びらを飾る髪なしおらが春

      やまざくら霞の如し谷向こう

      花びらは車道に散るも車追い

      散る桜また水面にて咲きにける

絶滅は容易だ!

2015-05-28 | 小父のお隣さん
 我が水辺の生物、流下しても遡上できない地形上の障害があり、上の池から流下すると落ち込み部のプールが4カ所ある。これをすべてパスすると干物になってしまう閉鎖環境だ。ドジョウの繁殖が確認されたから流下体を出水期前に上の池に戻すべく「ヌカビン」で捕獲を試みたところガサガサより効率が良い。逆に言えば外部から連続してヌカビン捕獲をされてしまえば絶滅は非常に簡単に思えた。
 今回、3番目の落ち込みプールに仕掛けたのだが、たかだか半畳程の広さで10匹のドジョウが入っていた。そのうち2匹はホトケドジョウだった。ホトケドジョウは上の池に放流しマドジョウは泥水池の生物シェルター部に放流した。双方とも送水停止で水切れの事態になっても当座はしのげる環境を構築してある。送水停止での絶滅が今までの心配事だったが、自分でヌカビンを使ってみたら、こっちの方がはるかに絶滅要因として近い位置にある。

   3番目の落ち込みプール       捕獲