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台風6号がもたらした降雨で隣沢からの送水が停止してしまった。確認に行くまでもなく出水で流された土砂により導水路が埋没したのである。
いつも通りスコップだけで浚渫すれば良いだろうと出かけてみて大間違いだったことに気が付いた。昨年の集中豪雨で土砂崩れを起こした流土の上を仮復旧の導水路を這わせていたのだが、取水升から導水路を浚渫し上流の分水部まで行ったところ、今回の雨量で上部の導水路の河床が60㎝ほど下がっていた。これでは導水路を復旧させても水は通らない。
下がった主流部を堰き止め、元の河床を穿って今までの導水路に水を通す事も考えたが、労力の割には次の降雨で「元の木阿弥」になる公算大である。
幸い取水升のある河床横が今回の出水で埋まり高くなった。この結果この部分を堰き止めれば取水升へ水を送れる可能性がある。水準測定ができないから水勾配は目見当でしかないけれど、この作業がベストの選択に思える。そのため今日は主流を取水升側に流し変え多少でも土砂を溜めて堤を作る準備にした。
設置権者や水利権者の県や部農会は全く動かないし、次の作業を思うとため息が出るが、まあ、三途の河原での「二度童」だと思うしかないだろう…。