トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

巣小屋の制作 3

2015-05-22 | 今日は真面目に
 繁殖期に入ってしまったし…と大急ぎで完成させ設置した。前回は板張りまでだったが、今回はヒノキの樹皮で屋根を葺き池の中央に設置まで出来て、構想よりどれくらい経ったか…ともかくも完成、作業終了である。
 運んで設置する事は単独では出来ず会友4人の手を借りて拠点から下げた。途中、探鳥に来ていたS氏から「アヒルなら入るだろうがカルガモは入らないのでは…」と言われたものの、小生の記憶に「隅田川の巣小屋でカルガモ営巣」の記事があって、これを根拠に設置したのだけれど、動機は昨年の初産卵は堤の肩で、ほどなく四足に食害されたからだ。入ってくれなければ無駄足だが自己満足で構わない「気は心」の領域だ。
 一方、期待が高まる面もあって、例年1カップルだけの飛来が今季は2カップルになっている。水面面積も湛水量も安定させた結果と自己満足して、さらに自己満足への欲求が上がる。我欲とは限りないものである。
 ところがである今日の朝刊に市内の公園でカルガモの雛が産まれたとの記事が載った。「入らないだろう…」に「時期を逸した…」の二重苦!。我欲は苦悩と表裏一体です。

流下体を戻す

2015-05-22 | 小父のお隣さん
 焼酎の4ℓボトル2本を貰い受けて「ヌカビン」を作った。先日行ったガサガサでの捕獲は成果が薄く、驚かすより誘った方が生き物に優しく成果もあると読んだのだ。
 誘惑物質を入れ一昼夜落ち込みのプールに沈めておいたらマドジョウだけ8匹入っていた。ホトケドジョウを期待していたのだがマドジョウならカワセミの餌におしくは無い。今回の落ち込みプールを更に流下すると水が涸れる涸れ沢に入ってしまう。出水時に流下しても魚体は本流に到達することは出来ない環境なので少数でも上流部に戻したい。
 今回、マドジョウだけだったから、早春に水面面積を拡幅した集水路に放流する。拡幅作業の結果、落差10㎝程水位を上げ傾斜路で水を落とす構造で遡上できなくはないが、水涸れしない生物シェルターとしての役割を強化したので有る程度の個体数は入れておきたい。ヤゴなどは今季産卵した個体に頼る。
         自作のヌカビン      回収ドジョウ