トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

柵を設置した

2015-05-10 | 小人閑居して憮然
 トンボ池と第二トンボ池の間の堤の法面にやむなくロープを張った。10m程の法面のあちこちが踏圧で禿げてしまったからである。水辺の周囲は護岸の丸太を入れ水際の浸食を防止しているが、無秩序な踏み込みは如何ともしがたい。
 当事者は環境教育NPOの率いる母子グループなのだけれど通路以外は踏み込まないという基本的な行動を教えられないでいる。スタッフの中には踏圧ストレスで植生が弱ってしまう事を気にかけていたメンバーも過去にはいたけれど現在はおおらかで自由闊達である。
 葦やノイバラの藪をここまでにして、今は自然に見える植生も当初は貧弱で、早く復元させるために移植や株分け播種などしながら構成したのが元になっている。その部分が禿げあがるのは小生の頭部が禿げるのとは段違いの腹立たしさがある。
 この狭いフイールドの中でも知識や肩書、看板に見合わない乖離した実態を垣間見れるのは悲しい現実だ。

*春暁

2015-05-10 | 感じるままの回り道
          身も縮む桜に雪の今日の朝
          春暁や戸障子開けてのぞく空
          またトイレ春眠とはならぬ歳
          春眠もつばくろにより起こされる
          毛先だけ鼻毛切っても息涼し