
今までの2台より車輪の数も増え上部の部品も多くなって、これらの加工に木工旋盤が重宝した。毎度のことながらトルクのある旋盤が欲しくなる。ナイフとサンドペーパーで成形する事も可能だが仕上がり感が全く異なるから「品質重視」の小生としては豊洲模型のようなやっつけ仕事は出来ない。人知れずとも叩けば出る誇りくらいはあって、あそこみたいに「後は野となれ山となれ」とした作品は作らない。小生「野となれ山となれ」と日々送っているのにである。となんちゃってになってしまうのは病気に違いない。
サイズが大型化した事もありボイラー部の径も10mm太い70φとした。台車にシリンダー部を装着したかったのだが凝り始めると暴走する。ほどほどの省略と強調のバランスが肝要と肝に銘じつつ、秋霖前線で蟄居状態が幸いし終日使えた程よい工作期間となりナイスな蒸気機関車が出来た…。
まあ、どうしても爺が持参する話題は爺我自賛となってしまうのは愛嬌にしておこう。


彩色をした。

