トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ウヒヒの一案、結果は年末…

2016-10-27 | 何よりの楽しみ
 三匹で越冬中のシロマダラを偶然発見したのが10数年前で、その日はケータイを持っていず元の状態に戻した。翌日、ケータイは胸元にあったが余計な仏心で再度覆いを剥ぎ取るのは可哀想だと撮影しなかった。これが苦節10年、後悔の発端になってしまった。

 毎年、越冬期になると「撮影すれば良かった」との悔しさが沸き上がる。紛れもなく千歳一隅の機会だったに違いない。そんな経過の中で「出会いが無ければ誘致してしまおう…」の蛇心、いいえ邪心が湧いてきたのだが実行できなかった。
 毎日が日曜日の御身分でも晩秋は冬に備えて結構忙しいのである。しかし今期は決着を付けるべく腰痛の腰を上げた。仰臥位で腰を上げる体操もしているが腰痛体操では決着がつかないままになる。
 
 猪の闊歩が激しいので若い頃ファンだった果歩さんの笑顔を思い浮かべながら、被害を受けにくい場所を2か所に絞り冬眠窟を設置するのである。初めて出会った冬眠の場所を参考に廃物利用で作ったのが写真の物で、入るかどうかは蛇しだいであるものの、小生的にはようやく気が晴れた。年末に覗いて見て冬眠していたら晩菜賛笑の爺我自讃となるであろう。
 「いい歳こいて…」なんて思わない訳でもないけれど「二度わらし」なればと黙認する。そしてしばらくはウヒヒが続く…。

  ポットケース内に、断熱シート、不織布、ビニール、土嚢袋などを積層しベニヤ板の屋根

今日のトンボ「不明種」

2016-10-27 | 小父のお隣さん
 トンボに限らず撮影したとしても大方は判別出来ないのが小生の現実で、身近な対象の内、トンボはダントツ分からない。「慣れですよ」とS先生はおっしゃるけれど、慣れるには作業の片手間では片手落ちで終わる。
 写真のトンボも今季見かける頻度が増えたトンボと思っていたのだが腹端を見ると青白色の部分が見えなかった。もうこれでアウトになった。まあ、あったところでアウトには変わらなかっただろうが、再検証できない部分は強がりで通す。このサイズ40mm程度だと視認し難く、まして低いところを低速で移動するから背景と紛れる。
 一旦、確認しても一瞬目をそらした時に移動されたら見失ってしまう事度々なのだ。付近の植物を揺らし追い立てて確認するなど馬鹿げたことも出来ないから「「閉店」となってしまった。光の角度で胸部の再現性が落ちているので、なおさら分かり難い。