トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

郷里のアケビ

2016-10-06 | 何よりの楽しみ
 次兄からアケビが送られてきた。次兄からの山菜は春と秋の定期便みたいなもので、生家の魚沼コシヒカリの新米と同じく郷愁にしばし浸る食べ物である。
 郷里の隣県では果実より皮のほうをよく食すると聞くが、肉詰めとか天ぷらとかは小生の好みではなく、湯通ししスライスして酢味噌で試食したこともあったけれど、同じ苦みでもアケビの新芽やゴーヤのほうがおいしく感じた。
 肝心の中身だけれど種子が多くて食べる感じではない。口の中で果肉だけ吸い取る感じなのだが郷里では「すわぐる」と表現していたような…。そうまでしても食べたいアケビの上品な甘みは小生にとって他のスイーツの追随を許さない好物である。さすがに種子をプーッと吹き散らすことはしなくなったから、人間ができてきたなあと感じる。まあ、早く言えば耳も口も「従う」ようになったが煩悩は未だに枯れない。

今日のトンボ「ネキトンボの産卵」

2016-10-06 | 小父のお隣さん
 今季は種類が無いなあ、と思いつつ水見回りしていて泥水池3で見慣れないトンボの産卵に出くわした。メスの腹部がリング状の縞模様に見える。その時は分からなくて図鑑対照でネキトンボらしいと推定した。
 ネキトンボのオスは、小生にとってはショウジョウトンボと区別がつきにくい。飛翔中ならなおさらなのである。飛翔産卵中だとケータイでは撮影しにくいのだけれど、今季覚えたスポーツモードで撮影するとシャープさはないものの形体は記録できる。
 今回の写真も焦点を合わせた範囲に入ったところを狙っていたのだが機会は一瞬にして過ぎる。不鮮明なものの、なんとか推定できる写真が撮れた。ネキトンボは打水産卵で、連結状態から単独へと移行すると記載があったが両方は見れなかった。知っていたら待っていたものを…。